MVNOは玉石混交・・・

ケータイWatchの記事に、 ワイヤレスゲートが音声SIM、ヨドバシに即日開通カウンター てのがありました。

昨日「ヨドバシカメラ SIMフリーカウンター」についてお伝えしましたが、それと同時に ワイヤレスゲートが音声SIMを提供するという話もあったんです。

で、一日遅れでは有りますけど、どうしてもツッコんでおきたかったのでアゲときますね。記事によると・・・

「ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE」は、NTTドコモのLTE(Xi)ネットワークを利用したMVNO型の通信サービス。全プランで公衆無線LANサービス「ワイヤレスゲート Wi-Fi」を利用できる。利用料金は、通信速度が常時250kbpsに制限されたプランで月額1300円(税込、以下同)。3GBまでの高速で利用できるプランが月額1700円、5GBのものが月額2300円、8GBのプランが月額3500円。

ということで、料金やプランに関しては特段目新しい物はなく、ありきたりのSIMなんですが、他のSIMに無い特徴として、「最低契約期間や違約金の設定がない」ということがあります。

ただ、ココにがあって、MNPの転出時の手数料が 1万1880円 なんだそうです。ちなみにMNPの転出手数料はキャリアでも他のMVNOでも大体2,000円から3,000円が相場です。

他社の「縛り」の違約金がおおよそ1万円弱。それと通常のMNP転出手数料を合算した額をMNP転出手数料として徴収するというシステムらしいのです。それなら確かに「最低契約期間や違約金の設定がない」のも納得ですね。初めから違約金相当額を乗っけてるんだからね。

ただ、他社なら違約金対象にならない長期契約者からもMNP転出の際は、有無を言わさずこの手数料を取ろうとしてるのですからタチが悪いですねぇ。

普通、月額利用料や初期費用などは契約の際にかなり気にすると思うんですけど、MNP転出手数料なんてだいたいどこも横並びの価格であろうものを気にする人はあまりいないでしょう。だから余計にタチが悪い。

MVNOは5月の総務省主導のSIMロック解除義務化に向けて、雨後の筍のように乱立してますけど、実効速度や今回のような料金制度なども含めてホントに玉石混交です。
MVNOをお選びになる際は、ネット上の情報や口コミなども含めて慎重に検討の上、お選びになることをお薦めします。