また?・・・

ITmediaの記事に、 中国企業のAndroidスマホにバックドア、セキュリティ企業が発見 てのがありました。

セキュリティ企業のPalo Alto Networksは12月17日、中国のスマートフォンメーカーCoolpadが製造する多数のハイエンド向けAndroid端末にバックドアがインストールされているのを見つけたと発表したそうです。

詳細は記事に譲りますが、このテの話は今に始まったことじゃありません。今年に入ってからでも、ドイツのセキュリティソフト会社G Data Software(G Data)が中国製の低価格スマートフォン「Star N9500」にバックドアが仕組まれていることを公表するなど、結構イロイロ出ています。

古くは、アメリカの米下院情報特別委員会(HPSCI)がHuawei TechnologiesとZTEのインフラ機器やサービス調達を実質的に排除するなど、枚挙に暇がありません。

何かにつけてこのテの話題は尽きませんが、使う側にとってみればわざわざ怪しい端末を好んで使うこともないわけで、中華のベンダーは世界で商売するのであれば、ちったぁ考えたほうがいいでしょうね。既に「中華スマホ=マルウェアまみれ」みたいなイメージがつきつつありますからね。

しかし、国産スマホは今や風前の灯状態ですから、もう選択肢がiPhoneだけに・・・元を正せばiPhoneも中華製ですが・・・

後から入ってくるマルウェアはともかく、出荷時点でマルウェアが混入していたのでは、ユーザーは対処しようがありません。「中華製だから」というだけで、怪しむのもアレですが、これだけいろんな話がでると、疑いたくなるのが人情というもの・・・

来年は総務省のお陰でSIMロックフリー元年となりそうですし、MVNOも益々隆盛を極めそうな勢いですので、それに伴っていろんな端末も出てきそうですが、スマホ選びの際は、慎重に機種を選びたいものですね。