IIJ mioがターゲットか・・・

ケータイWatchの記事に、 フュージョン、音声付LTEで2.1GB/月額1600円の「楽天モバイル」 てのがありました。

フュージョン・コミュニケーションズは、ドコモのLTE網と音声通話に対応し、2.1GBで月額1600円(税抜、以下同)~で利用できる通信サービス「楽天モバイル」の提供を開始したそうです。
記事によると・・・

LTEに対応する音声付きSIMカードは4つのプランが用意される。「ベーシック」は、高速通信に利用できる容量の設定がなく、通信速度は200kbpsで月額1250円。「2.1Gパック」は月間2.1GBで月額1600円、「4Gパック」は月間4GBで月額2150円、「7Gパック」は月間7GBで月額2960円

とのことで、料金設定から見る限り、IIJmioをターゲットにしてるみたいですね。IIJmioよりちょっと安いくらいですか。「7Gパック」に至ってはIIJmioが月額3,260円だから300円ほど安くなりますね。
ただ、IIJmioの7GBのファミリーシェアプランはSIMが3枚まで使えるので、別の端末に使えるのがいいところです。楽天モバイルはSIMは1枚のみですからね。

IIJmioと楽天モバイルとの違いで大きいのは、キャッチホン留守番電話が利用できるところですかね。IIJmioは両方のサービスに対応してません。
楽天モバイルの場合、月額200円でキャッチホン、月額300円で留守番電話が用意されているので、このサービスが必要な方は楽天モバイルを利用するのがいいのかもしれません。

三木谷さんが言うとおり、

「(1000万台達成の)目安としては、3~5年。MNPをいかに簡単にできるようにするかがキーになる」

というのは中の人も同意で、現在のMVNOの弱点はMNPに時間が掛ることだと思います。通常利用している電話番号がMNPのために2~3日使えなくなるというのは、学生ならともかく社会人としては結構キツイと思いますので、そこを如何にクリアにしていくかが勝負だと思います。
その点で、IIJのBIC SIMはBICカメラの店舗で即日MNPが出来るという点で、非常に有利だと思います。事実BIC SIMカウンターは連日かなりの混雑ということらしいですからね。
楽天モバイルの実店舗を利用したMNPの取り扱いには期待したいと思います。

価格とサービスに関してはそんなに悪く無いと思いますので、MVNOのSIMをご検討の方は、選択肢の一つとしてご検討になってみては如何でしょうか?