久々キワモノ(゚∀゚)キタ!!

PC Watchの記事に、 Apacer、M.2やCFastコネクタを搭載した8GB DDR3メモリ てのがありました。

台湾Apacer Technologyが、M.2スロットまたはCFastスロットを統合したDDR3 SDRAM「Combo SDIMM」を発表したそうです。

CFastはあまり一般的じゃないので、とりあえず置いておくとして、メモリ上にM.2スロットが統合されているという、近年でも稀に見るキワモノの登場ですね。

メモリ上にM.2スロットを統合する意味ってナン?

記事によると・・・

メモリモジュールとフラッシュストレージを統合することでケース内容積の節約や、M.2/CFastインターフェイスを拡張できるメリットがある。

ということなんです。

インターフェース拡張できるっていうけど、そもそもM.2の意味って現在のSSDのインターフェースであるSATAがSSDの速度の足枷になりつつあって、「SATA Express」が利用できるってのが特徴でしょ。今回の「Combo SDIMM」のインターフェイスはSATA 6Gbpsで従来通りだから、M.2スロットとしての旨味は無いんじゃないの?

もちろん、現在のHDDのようにM.2が一般化して、

「あ~M.2のSSD1枚余ってる。どこかで使えないかなぁ?」

みたいな環境だったら意味もあるでしょうけど・・・

現在M.2のSSD買う人は間違いなくIntel 9シリーズチップセット搭載のママンを買ってるはずだから、このメモリ買う意味もないしねぇ。
もちろんM.2形状のSerial ATA接続のSSDも売ってるけど、だったら無理して無駄に高いM.2形状のSSD買わないでも、2.5インチのSSDが山ほど売ってるわけだし。

現時点であまり存在意義を見いだせない「Combo SDIMM」なんですけど、だからこそキワモノとして存在感があるわけでもありますw

最近はこの手のキワモノが少なくて寂しい限りです。昔は所謂”ゲタ”みたいなものがあって面白かったんですけどね。今後もたまに出てくるキワモノを楽しみにしたいと思います。