Chromebook、四半期で100万台を売り教育市場向けに躍進中だそうです

日本でも・・・

TechCrunchの記事に、 Google Chromebook、四半期で100万台を売り教育市場向けに躍進中 てのがありました。

先日行われた収支報告の席にて、Google、およびそのパートナーはこの四半期で教育機関向けに100万台のChromebooksを販売した旨を発表したそうです。

世界的にPCの販売が減速する中で、教育機関向けのみで100万台という数字は確かに意味あるものだと思います。先日、日本でも法人や教育機関向けにのみ販売を開始したChromebookですが、日本でも同様に教育機関での導入が進むでしょうでしょうか？

中の人はやはりその価格と管理のしやすさを考えると、それなりの成果は出るんじゃないかと思います。Windowsは汎用性が高く、導入のハードルも低いと思いますが、当然ながらそれはセキュリティや管理との裏返しでもあります。

対してChromebookは大したことが出来ないがゆえに、セキュリティや管理が楽という側面があると思います。教育向けとしては大したことが出来ないことがむしろ都合が良い場合もあると思いますので、そういった意味では導入するところも増えていくのではないかと思います。企業や教育機関でGoogleAppsの導入が増えているのも、Chromebookの導入を後押しするでしょうね。

そして、教育機関で導入され、ある程度使い慣れた生徒が卒業した後に、成人した生徒が利用するPCとしてChromebookはWindowsに変わるOSになる可能性を秘めているとも言えます。

そこら辺がMSもAppleも一番危惧してるところなんでしょうね。教育機関で利用している最中に、「アレ？Windowsじゃなくても大して困らないね・・・」と思ったりした生徒が大量に卒業して社会に出るとなると・・・

もちろんそんなにうまくいくとも思えませんが、少なくとも米国の教育市場で存在感を出しつつあるChromebookですから、ライバルが早い内に芽を摘みたいと思うのは普通ですよね。

果たして日本での導入は進むのでしょうか？今後の展開に期待したいところです。