2割・・・

RBB TODAYの記事に、 Windows XP、2015年3月でも約2割のPCで稼働……業種別では製造業がトップ てのがありました。

矢野経済研究所が、法人のクライアントPCの利用状況に関する調査結果を発表したそうです。調査期間は7月~10月で、国内の民間企業、団体、公的機関などの法人562社から回答を得て、2015年3月末時点の状況を予測したとのこと。

それによると・・・

「現在、業務利用しているクライアントPC」については、Windows XPの構成比平均は54.3%。また「2015年3月末時点のクライアントPC」のOS構成予定を尋ねたところ、Windows XPの構成比平均は18.2%となった。現在から36.1ポイント減少するが、2014年4月のサポート終了予定から約1年が経過しても、約2割のPCがWindows XPで稼働していることが予測された。

だそうで、来年どころか再来年になっても約2割のPCでXPが稼働するであろうとの予測ですね。

まぁあくまでも予測ですけど、個人的にはホントにこうなりそうな予感がします。記事の続きにも以下の様な記述がありました・・・

「加工組立製造業」では2015年3月末におけるWindows XPの構成比予定が28.1%となっており、他業種と比べて高い。

そうなんですよね。ローカルな話題で恐縮ですが、東京都の大田区あたりの中小製造業の密集地域なんかでは、確実にXPが残っていくと思いますよ。場所によっては未だにWin2000とか98とか平気で使ってるところもあるからねぇ。そういったところには、XPのサポート終了さえ伝わっていない所も多いんですよ。

XPのサポートが終了すれば、当然それを狙った攻撃も増えるだろうし、それによってボットネットに利用されたりして、今以上にネットの治安が悪化するのがコワイっすねぇ。XPを知らずに利用してる側は犯罪の片棒担いでる気なんてさらさら無いから余計にね・・・

もうXP機が自然に故障して嫌でもWindows7以降のOSに乗り換えるのを待つしか無いのかもしれないね。コレばっかりはもうどうしようもないですな。残念ですが・・・