やっと日本でも発売・・・

PC Watchの記事に、 Drobo、“真のプライベートクラウド”を実現する「Transporter」を年内発売 てのがありました。

HDD同士をPtoPで接続・同期するデバイス 「Transporter」 が日本で年内に発売されるそうです。詳細は記事に譲りますが、本ブログでも既に何度かご紹介してますのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

基本的にオンラインストレージとか呼ばれているものは、ローカルだけでなく、クラウド上にもデータをうpして同期をとるタイプが多いですが、この「Transporter」PtoPでHDD同士が直接同期をとるタイプなのでクラウド上にデータをうpしません。ここが最大の違いですね。

PtoPでデータを同期する仕組みは珍しいものではなく、既に本ブログでもご紹介した 「AeroFS」「BittorrentSync」 なんかで実現しています。ただ、この2つのサービスはクライアントをPCにインストールして使うタイプなので、当然ながらPCが起動していることが前提です。

それに対して今回の「Transporter」は、1台ではNASとして動作しますのでPCの起動に縛られません。なので、PCが起動してなくても他所で変更があった内容を勝手に同期してくれるところが最大の利点ですかね。

中の人は基本的にクラウドシンパですので、お客様にもDropbox等の利用をお薦めしますが、当然ながらクラウドに懐疑的な方もいらっしゃいます。その場合は、今までは「AeroFS」 や 「BittorrentSync」なんかをご提案したりしてたんですが、今後はこの「Transporter」に関してもご提案の選択肢になりそうですね。

「クラウドにデータを預けるのはチョット不安・・・」と言う方は、是非この「Transporter」をご検討になってみては如何でしょうか?