基本禁止か?・・・

INTERNET Watchの記事に、 業務ファイル共有実態調査~3人に1人が無許可の共有ツール使用 てのがありました。

トレンドマイクロ株式会社が、8月に実施した勤務先における業務ファイル共有の実態に関するWebアンケート調査の結果を公開したそうです。それによると、勤務先から明確に許可されていない(禁止されている、規定があるかどうかわからない)ファイル共有ツールを、従業員の3割以上(33.3%)が使ったことがあると答えたとのこと・・・

う~ん管理者にとっては、悩ましい数字ですねぇ。共有ツールと一口に言っても色んな種類のものがありますしね。基本は許可しない方向が楽なんでしょうでけど、一回使っちゃうと便利でやめられないですし、許可されてないとかえって使いたくなっちゃうような人もいるかもしれないですしねぇ・・・

最近Googleグループの設定ミスで
、環境省、復興庁、農水省、国交省、厚労省なんかの日本の中枢を司るお役所の情報がダダ漏れだった事件がありましたけど、これも結局無料で便利だからという理由だけで、設定を熟慮すること無く安易に利用したがために起こった事件でした。

結局、お上は
再発防止策として、無料サービスに頼らないで済むよう、各府省庁が共有できる政府独自のグループメールシステムの構築を決めたってことですけど、やはり、共有ツールに関しては利用に関するルール整備が必要ですね。

大企業では既にこの手のルール整備をしてるところもあるでしょうが、中小企業ではまだまだのところが殆どだと思うので、漏れる前の整備が急務かもしれません。