なんでも、今回の勉強会は以前のブロガー勉強会のレビューを書いた方の中から、優れたレビューを書いた人をご招待とのなんです。中の人的には前回書かせていただいた、AMDさんから頂いたAMD FX-8350でPC組んでみた!まぁ普通に速い。十分だ! に関しては、特にベンチを載せるでもなく、むしろAMDさんのマーケティングをかる~くdisった位なのに、何を間違えたか中の人を招待していただいたようですw。
AMDさんにはマゾが多いのかな?記事はdisったほうが効果的?w
結果、参加させていただいた勉強会は非常に勉強になりましたね。
今回は前回のTrinityの勉強会に参加された方が半数以上いたようで、中の人は少数派だったようです。ぶっちゃけ中の人はCPUに関しては、ハイエンド狙いなのでA10シリーズのようにミドルクラス以下?のCPUにはあんまり興味なかったんです。ただ、中小企業様にPCをオススメする立場上、ミドルクラス以下のCPUの現状に関しても知っておく必要があると思ったんで、参加させていただいたんですね。
で、今回のRichlandに関して勉強させていただくとともに、実際にPCを組んで利用させていただくことで、このクラスのCPUに関する固定観念が変わりましたね。もう結構使えるんだと・・・
では、実際「使える」と思ったわけをレビューを通してお伝えして行きましょう!
今回頂いたCPUは A10-6800K(Richland)ですよ。

同時に頂戴したママンは ASUS(エイスースねw) さんの F2A85-M PRO ですよ。A85Xチップ搭載機ですね。お約束通りSocket FM2でTrinityから変わってません。ココらへんはユーザーにやさしいですね。
じゃぁ実際に、PCを組んでいきましょう!まずはママンを準備して・・・

CPUをセットして・・・このあともちろんグリスも塗りますよん

メモリを取り付けて・・・
ケースに組んで終了!
実際組むのは1時間もかからない程度ですよ。前回のFX8350の時にも書きましたけど、ホントに一度自作して見ることをオススメします!そんなに難しくないし、なによりPCの構成が分かって勉強になります。自作されたこと無い方は是非この機会にドゾ!
さぁ、PCも組み上がったので、早速ベンチを回しまくって行きましょう!
おっと、その前に今回のテスト環境をご紹介しますね。
CPU:AMD A10-6800K
マザーボード:ASUSTeK Computer「F2A85-M PRO」(AMD A85X,BIOS 6105)
メモリ:Elixir DDR3 W3U1600HQ-4G DDR3 PC3-12800 CL9 4GB x 2
HDD:Hitachi HDS721050CLA362 500GB
電源:玄人志向 KRPW-G630W/90+ 80PLUS GOLD
CPUクーラー:Scythe SAMURAI ZZ SCSMZ-2000
OS:Windows8 Pro 64bit
ドライバ:Catalyst 13.6 Beta
最初に謝っときますね。
ホントにショボイ構成でスイマセン
m(_ _ )m m(_ _ )m m(_ _ )m
CPUは今回は全て定格で動作してますよ。OCは無しね。
ママンのBIOSは最新の6105にうp済みです。ASUSさんのママンには USB BIOS Flashback ていう機能が搭載されていて、最新のBIOSをCPUもメモリも画面出力さえ不要でうpする機能がついてるので、非常に便利!今回もPC組む前にBIOSだけ先にサイトからダウソしてきて、うpしちゃったからね。
メモリなんですが、PC3-12800(DDR3-1600)なんていうショボイメモリでホントに申し訳ないです。手持ちがこれしかなかったんですよ~ん。ごめんネ。A10-6800Kについてはオフィシャルで DDR3-2133 をサポートしてるから、当然そのほうがベンチの結果も変わってきます。今回のベンチの結果は、あくまでもDDR3-1600環境でのテストであることを理解してみてくださいね。
OSはWindows8 Proをクリーンインストールしてますよ。ドライバはCatalyst 13.6 Betaです。
前置き長くなりましが、それではベンチに参りましょう!
まずは Windows8の エクスペリエンスインデックス をドゾ!CPUは 7.3 なのね。Ivyのi5で 7.4 とか 7.5 くらいだっけ?ゲーム用グラフィックスは 6.7 でした。
次は CPU-Z をドゾ。定格で4Ghz超えてるんだから、スゴイ時代になったもんだねぇ。
次に GPU-Z の値をドゾ!AMD Radeon HD 8670D と出てますね。
では、ここからがお待ちかねのベンチです。全て設定はデフォのまま。時間もなかったんで何もイジってません。回しただけ。ご理解くださいね。
はじめにお決まりの3DMARKから・・・
3DMARK06
スコアは 8478
Heaven Benchmark 4.0
ここからは実際のゲームのベンチです。まずはバイオから
Biohazard 6 Benchmark
スコアは 2407 で、ランクは C なんとか遊べるレベル
Final Fantasy XIV ARR-Bench-World
スコアは 4319 標準品質だと評価は 「快適」
LostPlanet 2
ロスプラはDX9とDX11のテストを実施。
DX9のTYPE Aのテストは RANK C アベレージは 29.3 FPS
DX9のTYPE Bのテストは RANK B アベレージは 33.5 FPS
DX11のTYPE Aのテストは RANK C アベレージは 17.7 FPS
DX11のTYPE Bのテストは RANK C アベレージは 15.2 FPS
最後に PHANTASY STAR ONLINE 2 のベンチを。
スコアは 4026 普通に遊べるレベル。
ちなみにこの PHANTASY STAR ONLINE 2 のスコアに関しては、勉強会の時の資料にも記載されていて、今回と同じDDR3-1600 の8GB搭載環境でのスコアが 4030 と今回の結果とほぼ同じ。その資料によると、DDR3-2133 8GB搭載環境でのスコアは 6084、同じくDDR3-2400環境の場合だと、6534 とかなりの伸びを見せているので、使うのであれば速いメモリであるに越したことないかと思います。
さて、駆け足でベンチを見て頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
個人的な感想は 「ゲームはとりあえず動いちゃうのね」 というカンジ。中の人はグラボ無しでゲームとかあんまり考えたことなかったけど、ライトなゲーマーだったらもうこれでいいんじゃね?ここまで遊べるんだったら、無理してグラボ用意する必要も無いかもしれない。
もちろんゲームにもよるけど、FPSやるような連中は中の人も含めて、そもそもハナからこのCPUは選ばないし、もとからミドルレンジ以上のグラボ買うことが前提だろうしね。
そういう人でなければ、ほんとにこれでいいような気がする。なんといっても安い(多分w)。
あ、そう言えば勉強会でもサスガに値段に関してはお話していただけませんでしたw
当然かw
ただ、このところの円安に伴って価格が変わるとかいうことはないそうですよ!Trinityに準ずる価格になると理解していいのかなぁと・・・
それと、中の人の仕事でもある、企業での利用についてだけど、これはもっと推すべきだと思いました。今までIntelばっか推していて申し訳なかったと心から反省 m(_ _ )m
今回Richlandを利用させていただいて、スコア的に i5 に肉薄するようなスコアもあったじゃないですか。AMDさんが仰るにもTrinityに比べて、約20%高速になってるそうですしね。実際使っていても、普通に使うぶんにはもうそんなに支障のないレベルだと思うんですよ。
さらに内蔵グラフィックに関しては、確実にIntelを上回っていると思うし、特にフォトショとかを業務で利用する場合なんかは、今まで時間のかかっていたエフェクト処理などを リアルタイムで確認することが可能になるので、それだけでもこれを選ぶ意味はあると思う。
Intel CPU + グラボ 環境よりは確実に安く上がると思うし、当然ながら消費電力も少なくて済む。予算があるのであれば、メモリを奢って、更にSSDを追加すれば、確実に快適な環境が手に入るでしょ。ビジネスクライアントとしては、かなりいいと思います。今後は、ウチのお客様のリプレイスなんかには推して行きます!
とにかく、今回の勉強会とA10-6800Kのレビューはホントに勉強になりました。AMDさんにはホントに感謝です。AMDさんもモノはイイんだから、売り方考えてもらえるともっといいと思うんだよね。古いグラボ送ってCPU貰えるみたいな超アグレッシブなキャンペーンもいいんだけけどねぇw
(この例の話題のキャンペーンはAMDの方も非常に恐縮しておられましたことは伝えておきます。)
ただ、IntelさんもHaswell出してきたわけで、そちらも見てみないとフェアでは無いと思うけどね!
あぁ提灯記事が書けない世渡りベタな中の人・・・w
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