結局起爆剤にはなってなかったってこと・・・

ASCII.jpの記事に、 Windows XPに注目?—業界がWin 8よりも期待する起爆剤 てのがありました。

 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した国内パソコン出荷統計によれば、Windows 8が発売された2012年10月26日以降の3ヵ月間(2012年10~12月)の出荷実績が、前年割れとなる前年同期比1.7%減の267万台に留まったそうです。

MSは「売れてる売れてる!」と好調をアピールしてますが、この数字から正に大本営発表であることが裏付けられちゃいましたね。MSは8が売れないのをベンダーのせいにしてるみたいな記事もあって、よくもまぁそんなことが言えるもんだと・・・

で、記事には企業ではいまだに多くのXPが使われていて、2014年4月のサポート終了に向けて特需が期待されるような内容です。記事によれば・・・

現在、国内で利用されているPCは約7000万台という調査結果が出ており、これに約50%という推定値を当てはめると、実に3500万台規模のWindows XPが稼働していると試算できる。 つまり、2014年4月までに、これだけの規模のPCがリプレース対象になってくるというわけだ。

まぁ言ってることは間違ってないけど、みんながリプレイスすればの話でしょ。そもそも一般の人はXPのサポート切れが2014年4月だなんて知らない人のほうが多いと思うけど・・・

IT担当者やITに詳しい人がいる企業はともかく、そうじゃないところは2014年4月以降も何の疑いもなく、XPを使い続けるところが出てくると思うんだよね。そこが一番コワイなぁと・・・

もちろんMSも来年になれば、それなりにXPのサポート切れをある程度告知するんだろうけど、果たしてどのくらいの規模で告知するのかってのもあるしねぇ。

ホントに2014年4月以降はサポート切れを知らずに、使い続ける人が多発しないことを祈るばかりです。MSには8の宣伝予算以上の予算でXPのサポート切れの告知をして貰いたいものです。