●●の代わりってのはどうなのよ?

スラドに パソコンの代わりにタブレット、本当に十分? てのがありました。

これよくお客様から聞かれます。

お客様 : 「タブレットってパソコンの代わりになりますか?」

中の人 : 「代わりにはなりません。用途によりますね。」


こんな感じで答えてます。だいたい物理的に異なるものなのに、完全に取って代わることなんてデキませんよ。タブレットにはキーボードも無いし、マウスもない。長文を打つのには適さないし、細かな画像編集作業にも適さない。あ、キーボードやマウスを、あとから取り付ければいいってのは、チョット違うと思うんですよ。

用途を限定するならば、代わりにはなるかも知れません。いわゆる情報の消費のみ(ウェブ閲覧やメール閲覧、ゲームなんか)なら代わりにはなりますよね。でも、そもそも用途を限定した時点で「代わり」になってないんですけどねw

はるか昔にテレビが登場した時代に「ラジオはなくなる」みたいな言われ方したときもあったみたいですけど、未だに無くなってないしね。同様にタブレットが出たら、パソコンはなくなるみたいな論調もあるようですけど、これも同じでパソコンは無くならないよ。

使う用途によって、適したガジェットがあるんだから、それを見極めて使えばいいだけですよね。パソコンは様々な用途に適合可能な最大公約数的なものだからね。「パソコンの代わり」という考え方よりは、「こういう用途に使うのに適したものは?」として選ぶほうが、間違えのない選び方だと思いますよ。