飛び込みのお客様からTELがあって以下のようなご相談。

「あのですね、パソコンが最近妙に重いんです。何とかなりませんか?」

で、お伺いしてとりあえずマシンの仕様を確認させていただくと・・・

OS : XP Home
CPU : セロリン
メモリ : 512MB

みたいな仕様。未だに512MBはツライような・・・起動後にタスクマネージャーで確認すると、起動直後でPF使用料はほぼ・・・通常はブラウザとメーラーとエクセルがほぼ立ち上がった状態でご利用になっていると・・・で、試しに通常のご利用状態を再現してみると・・・

まぁご想像のとおりです。この状態で重くないほうが不思議なんですが・・・

今回のような事例だけじゃなくて、このようなメモリの搭載量にまつわる不良?(不良じゃないなぁ)の話は事欠きません。

我々のような業者じゃなくても、ある程度のパソコンの基礎的な知識のある方にとっては、パソコン上でのメモリの役割が分かってるので、パソコンの使い方に見合ったメモリを搭載されるんですが、そうじゃない方にとってはメモリの役割自体が不明の場合も多いようです。

中の人がお客様にご説明させていただく場合、こんなカンジで簡単にご説明してます。

「お客様がお仕事をする場合、机に資料を並べてお仕事されるとしますよね。その場合、机がメモリで、資料がアプリケーションだと思って下さい。机に資料を並べると机の上が埋まって行きますよね。それと同じようにパソコンもアプリ(資料)を立ち上げていくと、メモリ(机)が埋まっていくんですよ。なので、机に並び切らない資料を置いてしまうと、極端に動作が遅くなったりするって訳なんです。」

まぁ、これはホントに簡略化して分かりやすくお話してますので、スワップの話なんかは端折ってますが、だいたいはコレでメモリの搭載量の重要性はご理解頂けます。

メモリが不足している事自体が、分からなくて非常に不便にパソコンをご利用の方が、この日本には相当数いらっしゃると思うんですよねぇ。仕事でそのようなパソコンを長期間ご利用になっていたとすれば、すごく無駄な時間をパソコンのために割いていると思います。

パソコンが重いとか、遅いとかお感じになられる場合、レジストリクリーナーやデフラグするのもイイんですが、根本的なメモリの搭載量も確認してみてくださいね。メモリは現在絶賛底値中なので、増設可能であれば増設をオススメします。