さて、ユーザーはどう見るか?

ITmediaの記事に、 どうなるパケット定額制 Xiで新方式導入のドコモ「3Gは当面維持したい」 てのがありました。

ドコモさんからLTE対応のタブレットが発表になりましたねぇ。2機種ともそれなりに魅力的な端末ではありますが、タブレットも通信できなきゃ魅力も半減。その通信の部分を担うドコモのLTE「Xi(クロッシィ)」の新料金が発表になりました。

新料金は以下の通り、2年契約する場合、

「Xiデータプラン フラット にねん」 ・・・ 月額5985円(来年4月末までは4410円)の定額

「Xiデータプラン2 にねん」 ・・・ 月額2500円~6510円(来年4月末までは2500円~4935円)の段階制

の2コースです。ですが、ココからが重要!

新プランでは、来年9月末までは販促によるモラトリアム期間として、毎月の通信量にかかわらず最大75Mbpsのサービスを利用できる。だが同年10月1 日以降は、1カ月の通信量が7Gバイトを超えた場合、通信速度が128Kbpsまで遅くなる。追加料金(2Gバイトごとに 2625円/月)を支払えば、通常速度で利用できるようになる。翌月になると通信量はリセットされ、7Gバイトまでは通常サービスを利用できる。

ってことで、実質7GBまでの定額ってことで、完全定額とは言えないものです。キャリアにはキャリアの都合があるので、中の人がどうこう言うことはないですが、ライバルであるKDDIもWiMAX搭載タブレットを出してくるのは明らかで、そこで比べた場合にユーザーがどう見るかということですねぇ。

WiMAXの主な料金は以下の通り

UQ Flat 年間パスポート(1年縛り) ・・・ 月額3,880円(帯域制限無し)

更に縛りのないプランでも・・・

UQ Flat ・・・ 月額4,480円(帯域制限無し)

まるっきり縛り無しプランでもWiMAXの方が圧倒的に安いんですねぇ。もちろん速度の問題はありますけど、LTEの最大75Mbps(WiMAXは最大 40Mbps)はあくまでも理論値ですし、現状ではWiMAXの方が基地局の数から考えても、接続速度は出るような気がします。

更に7GB以上は帯域制限プラス従量課金と言うことになると、中の人個人としては、WiMAXを使いたいですねぇ。

キャリアが帯域で苦労してるのは分かってますし、ユーザー間のフェアネスを考えるのも分かります。でも、LTEもWiMAXもお客様あっての商品ですよね。まず始めにお客様に使ってもらえなければ帯域制限もクソもないと思うんですが・・・

最後にUQ WiMAXさんの帯域制限に対する考え方の動画が落ちてたんで、置いときますよ。