さて、どうなるんでしょう?

ITmediaの記事に、 「総力を挙げて巻き返す」 Windows Phone 7.5にかけるマイクロソフト てのがありました。

やっと、MSのスマホWindows Phone 7.5(コードネーム:Mango)搭載したスマホがKDDIからデビューすることが発表されました。詳細はいろんなメディアに記事が出てますので、そちらをご覧頂くとして、中の人の第一印象は、

「まぁ、よく出来てるんじゃね (@ ̄ρ ̄@)zzzz」

ですかねぇ。メディアのレビューも総じて好意的(まぁ提灯的な意味合いもありますがw)なようですし、実際の動作の様子の動画を見ても、かなりサクサク動いているのが分かります。特徴的なタイルUIも分かりやすく、扱いやすいようです。

既存の2大勢力であるiOSとAndroidと比べたら、個人的にはiOSに似たカンジだと思います。タイルUI自体が似てるのもありますが、搭載されているIEがFlash非対応のところや、外部メディアは非搭載ってところまで似せちゃうのはどうかと思いますがwww

先ほど、第一印象としてよく出来てると言いましたが、確かによく出来てるんですが、それ以上でもそれ以下でもないカンジです。後発なんだから、よく出来てるで終わってしまうような端末では、ダメだと思うんです。腰抜かすくらいのインパクトがないとねぇ。少なくとも、Androidが出たとき、中の人にはそのくらいインパクトがありましたよ。GoogleMapひとつとってみても、端末上でストリートビューがグリングリン動くあの衝撃は、かつて無かったものでした。

現在、Androiderの中の人から見れば、Androidの特徴である「ウィジェット」に対応するものが無い点や、外部メディアが非搭載であるところなどをみれば、乗り換える要素がありませんね。よく出来てはいるけど、乗り換える程じゃない。MSが言うとおり、スマホの市場は確かにこれからの市場ですが、既にiOSとAndroidという2大勢力があって、それなりに普及している現在、「よく出来てはいるけど乗り換えるほどではない端末」で戦っていくのは、大変だと思いますヨ。

まぁ、MSはやっと、土俵に上がっただけですね。どうなるかはユーザーが決めること。モバイルOSの歴史はどこよりも長いんですから、せいぜい競争相手として頑張っていただきたいもんですね。


中の人はMSのモバイルOSとの関わりが10数年あるので、もう何も期待などしてないです。むしろ、これを昔からちゃんとやっていたら、現在のiOSもAndroidも存在しないくらいにはなっていただろうに・・・