インテルさんが現Atomの後継、Pine Trailを発表です。

PC Watchさんの記事に、 ■笠原一輝のユビキタス情報局■ 急速にPine Trailへの移行を促す、IntelのAtom戦略 てのがありました。

年明けに現Atom後継のPine Trailが発表となります。詳細は記事に譲りますが、先日のエントリーでもお伝えしたClarkdaleと同様に今回のPine Trailもいわゆるノースブリッジに相当する部分がCPUに統合されます。それによって、当然フットプリントの小型化と省電力化に貢献しますので、ネットブックにとってみれば更なる小型化とバッテリ駆動時間の長時間化が図れるわけで、この進化は歓迎すべきものですね。

しかーし、いいことばかりでもないんですねぇw 記事中にもある通り、グラフィックコアはGMA950・・・nVidiaのIONプラットフォームに比べると、とても見劣りします。さらに同時に発表になったDELLのネットブックではOSはXP、7、Ubuntuから選べるようですが、どう見てもAtomにWindows7は重荷のような気がします。

ここで考えたいのは最近のCULV搭載PCの低価格化です。確かにネットブックに比べれば高いのですが、ものによっては1万円程度の違いしかないものもあります。1万円の違いを高いと取るか安いと取るかはそれぞれだと思いますが、中の人の個人的な感じでは1万円しか違わないのであれば、AtomよりCULV搭載機を選びます。

Pine Trailが出たとはいえ、現段階で積極的にネットブックを選ぶ(ネットブックというよりはAtom搭載機)理由が無くなりつつあるような気がしますが・・・