Windows7の発売まで2ヶ月を切りましたが、そのWindows7の目玉機能の一つに WindowsXPモードがあります。

Windows XP Modeは、ホスト型の仮想化ソフト「Windows Virtual PC」を利用することで、Windows 7では動作しないアプリケーションを使えるようにするものですが、これが動作するためにはCPUがIntel VTやAMD-Vのような仮想化支援機能に対応していることが必須です。

この辺りは以前のエントリー Windows7のXPモードの利用にはCPUの対応が必要 で書いてますので、ご存じない方はご覧くださいね!

前置きが長くなりましたが、 Akiba PC Hotline!の記事に、 VT対応/キャッシュ1MBのCeleron E3200が発売、実売約5千円 てのがありました。

以前からエントリーモデルのCPUであるセレロンにはIntel VT機能は搭載されていませんでしたが、今回発売のものは対応しているようです。オフィスクライアントなどですと、セレロンを使っているパソコンも多いかと思いますが、その場合、WindowsXPモードを当てにしてWindows7を導入すると、利用できないことになります。

ソケットがLGA775であるという制約はつきますが、今回発売のこのセレロンに換装することでWindowsXPモードを利用することは可能となりますので、WindowsXPモードで運用をお考えの方は入れてみては如何でしょう?