CNET Japan さんの記事に、 グーグル、自社設計のサーバを初公開  との記事がありました。

社内の事はあまり話したがらないGoogle様ですが、今回、自社設計のサーバを初公開しました。いまやネ申であるGoogle様がどのような鯖で運営されているかは、世界中のハードウェアオタクが、気になるところです。

もちろん中の人も興味ありありです。早速、イメージを見てみます。画像はこちら

さて、気になる中身ですが、マザーボードには「GIGABYTE GA-9IVDP」との記述が見受けられます。

これの記述から検索すると、GIGABYTE GS-SR195L という1Uのベアボーン?がヒットします。恐らくこれを改造したものなのでしょうか?スペックを見ると、

CPU:Dual Intel Xeon (Nocona/Irwindale) support up to 3.8GHz
CHIPSET:Intel 7320 MCH Intel 6300ESB
メモリ:8 x ECC Registered DIMM DDR-266/333 Max. 32GB for DDR-266

てなとこです。

CPUがデュアルXeonである事は分かりますが、当然CPUクーラーが乗ってますので、型番は不明です。CPUクーラーのケーブルが結んであるのは、芸が細かいですねw 自作する方だったらやった事あるのではないでしょうか?中の人もケーブルが長いときはよくやりますよ。タイラップが足りないときとかw

メモリはマザーのスペックから、DDR-266が32GBってところでしょうか(8枚フルに刺さってますし)メモリのメーカーはさすがに分かりませんねw

HDDはHGSTなのは分かりますが型番が識別不明なので容量までは分かりません。SATAである事だけはケーブル見れば一目瞭然ですね。当然RAIDが組んであります。

左側に出っ張っているのが電源ですが、電源はMAGNETEK さんって所のようです。あまり存じ上げませんが、シリアルに「Google」の型番が見えますので、Google専用電源を納入してるのでしょうか?

そしてなにより、気になるのは右側にあるバッテリーと思しきものです。ケーブルが電源に伸びているのが分かりますね。充電しつつ、非常時に切り替える形なんでしょうか?12Vバッテリーでサーバを動かすっていう発想がすごいですね。

ちなみにこれって現在も使っているものなんですかね??スペック的には特に最新のものでもないんですね。まぁ最新のものもあるんでしょうがw Google様のことだから、てっきりCore i7とかバリバリ使いまくりとか思ってたんですが・・・ よく考えてみればそんなわけ無いのは分かるんですけどねw

いやー、でも未だにこのような鯖で運用されているのは、Google様のこだわりを感じますね。