ITmediaさんの記事に、 Google Chrome、ハッキングコンテストで唯一の生き残りブラウザに という記事がありました。
よくあるこの手のコンテストですが、今回はOSがWindows7だそうで、発売前のOSに搭載されたブラウザでコンテストを行うのは、現行のVistaや枯れたXPでコンテスト行うと、ハックされた際の影響が大きいことを考えてのことなんでしょうかね。
生き残ったのがGoogle Chromeだけだったというのは、ブラウザとしては最後発で、考えられうるであろう「穴」をある程度塞いであることからも当然かもしれません。IEは恐らくWindows7に搭載されているものをそのまま使ったのでしょうが、Windows7自体がベータ版であることを考えると、他のブラウザと同列に比べてしまうのはちょっとフェアじゃない気もします。(現在はIE8は正式公開されてますが、コンテスト開催時は公開されてません)
ただ、クラックする側としては、悪事を働くのが目的なわけですから、より分母の大きいパイで行った方が成果はおおきくなりますので、シェアの多いIEを狙うであろうことは容易に想像が出来ます。やはり、そういう意味では業務でご利用の場合にはIE以外のブラウザを利用することで多少なりともセキュリティアップに貢献できるのではないかと考えます。
可能であれば、ご利用中のブラウザをIE以外の導入をお考えになってみては如何でしょうか?
しかし、Macのセキュリティはどうなっているのでしょうか?OSマイノリティだからといってあまりにも無頓着すぎやしませんか?
関連記事:
・IE8が出るそうです