出社してクライアントの電源入れて、コーヒー買いに行って、戻ってくるといつも起動しているはずのマシンが起動してません・・・orz 昨日まで問題なく動いてたんですけどね・・・


さてここで大手企業様の場合、情報システム部に内線入れて、「情シスの皆さーん!パソコン動きませ~ん」と言えばそそくさとやって来てくれて一件落着となるのでしょうが、当たり前ながら、うちはそうはなりませんw


当然こんな仕事をしているので、自分で直します。もちろん社員も自分で直します。パソコンのメンテは全て自己責任です。とりあえず、最低限やらなきゃいけない仕事をサブマシンで済ませた後、本格復旧に取り掛かります。


さて、とりあえずは現状認識が大事です。冷静に立ち上がらない原因を探るためどこまで動くのかを確認します。


今回は電源は動いていてマザーボード上の通電も確認しましたので、電源が原因である可能性は低いです。次にBIOSを確認しますが、残念ながらBIOS自体が来ませんorz うーんいやなパターンです。

BIOSさえ来ないのは、ほぼ間違いなくマザーボード、CPU、メモリに何らかのハードウェア的な問題がある場合が多いのです。こんな場合とりあえずCMOSクリア してみます。


CMOSクリア後、電源投入します。BIOS( ゚∀゚ )キタ━━━ !! なんだ大した事なかったな、ちょっと拍子抜けw 寒いからご機嫌悪かったんでしょう。Del押してBIOSに入って日付やブートプライオリティ等必要な設定をし直し、SAVE&EXITで再起動です。うー寒い!トイレ行ってこよー!



あーすっきりした!さて、もう立ち上がってるよね。



あれ???画面真っ黒だねorz



ほーそうですかい!たかがパソコンの分際でこの忙しい最中にダダこねるとはいい度胸だ!絶対直してやる!!まぁCMOSクリアごときで簡単に治るなんて、はじめっから思ってなかったしー!このくらいじゃないとやりがい無いしね!! 絶対に負けられない戦いがここにある!


若干取り乱しました <m(__)m>


しかし、途中で死んだとはいえ、BIOSが来たことでCPUは死んで無いのではという重要な情報が手に入りました。となると、残る原因は2つ!メモリかマザーの不良です。このような場合、パソコンの自作経験者ならばマザーよりは、まずはメモリを疑うでしょう。当然私もとりあえずメモリを疑います。メモリスロットは4本。すべて埋まっています。わぁめんどくさいけどしょうがない。メモリを全て取り外して1本1本起動するかを確かめます。


1本目をスロットに刺し、起動を試みます。


いきなりBIOS( ゚∀゚ )キタ━━━ !! ビンゴー!!


無事正常起動しました。やはり問題はメモリ不良だったようです。その後3本で試みましたが、1本は死んでました。やはり安物のバルクメモリはそれなりのリスクがありますねw 



さて、こんな修理が出来るのも自作パソコンや俗に言うホワイトボックスの魅力なんです。ノートパソコンではこうはいきません。弊社ではオフィスクライアントにはホワイトボックスを強くお薦めします。弊社のお薦めするパソコンについては弊社サイトの 中小企業のパソコン選び にてご紹介しております。宜しければ是非ご一読ください。


関連記事:


IT-Helpの中の人のパソコン環境