世界中、どの国にも良心を持った人もいれば悪人もいる。それは日本でもそうだが、米国にもロシアにも中国にもウクライナにもいる。しかし、ひとたび戦争となればメディアや報道は国対国の扱いとなり、「あの国は悪だ、あの大統領は悪だ」となる。

 しかし、本当にそうなのか。どこだって誰だって戦争が好きな国民がいるはずがない。過去の戦争に照らし合わせてみよう。日本国民は大本営発表のもと、「鬼畜米英」を倒すために戦った。しかし、良心を持った米国民や英国民もいたはずだ。では、やはり時の首脳が悪だったのか。
 敗戦後、東京裁判が行われ、A級戦犯と言われながら米国のCIAに魂を売り、生き延びた日本人がいた。それは米国の国立文書館の資料で誰でも調べられる事実だ。そんな彼らに人間としての良心はあったのか。多くの国民が犠牲となっても罪の意識すら感ぜず、責任もとらず、戦後も金儲けに邁進する。そういった人間やその子孫が日本経済や政治の中枢にいて、経済成長し、平和な日本になったなどよく言えたものだ。

 つまり、世界を牛耳ってきたのはそうした闇のグループだ。決してマスコミでは流れないが、闇のグループが世界的なネットワークを作り、財界、政界、マスコミをも支配し、悪の限りを尽くしてきた。言い換えれば人々の不幸の原因の9割以上は彼らが意図的にその原因を作り上げてきたと言っていい。

 もう折り返し点は過ぎた。これからは真実が徐々に明らかになるだろう。戦うべき相手を見誤ってはいけない。