最大出力が1.5万キロワット未満の中規模地熱発電所の建設計画が相次いでいる。電気をまとめ買いしてマンション向けに安く供給している中央電力(東京都千代田区)が4月、熊本県で国内15年ぶりの新設発電所を運転開始。オリックスと東芝も岐阜県で2015年春ごろの運転開始を目指す。ほかにも全国に数十の計画があり、中規模地熱発電に脚光があたっている。
http://mainichi.jp/select/news/20140204k0000m020046000c2.html
日本は世界の1割の火山が集まる 「火山大国」と呼ばれいる。特に地熱発電の技術は世界でもトップレベルにあり、アイスランドを始め世界の国々で日本の地熱発電技術が使われている。
なぜ、こうした技術がありながら国内では余り注目されなかったのだろう。エネルギー効率が悪いとか発電コストが高いなどの指摘もある。しかし、原発のコストも今回のように一度大きな事故を起こすと決して安いものではなくなるはずだ。
太陽光や風力よりも供給量が安定している地熱は再生可能エネルギーの中心になってもいいと思っていたが、ようやく動き始めたようだ。