移動がツラい。
そんな毎日でした。


きっと安定期に入れば、
もっと楽になるはず!!。

きっと安定期に入れば、
今までみたいに動けるはず!!。



と、
安定期を心待ちにしてました。


でも、今思うとつわりもなく、
世の妊娠初期の妊娠さんより、
随分、楽だったようです。


しかし、
12週に入ったとたん、
急に出血!!。


中期に入ったのに。
初期にはなかったのに。


あせって、
病院に電話しました。
(24時間電話対応してくれるので安心です。)

夜だったこともあり、
「安静にして、
明日も出血続くようなら、
診察に来てください。」

と。


翌日に出血なかったので、
そのまま病院には行きませんでした。

演奏も立て込んでいたし、
病院に行って「安静に。」と言われたら、
迷惑かけてしまうし、
私の演奏したい欲求も満たされない。

そんな思いからでした。


実際に、
私の我が儘(仕事ですが。)で演奏しに行くのに、
彼に迷惑かけたり心配させていたと思います。




その2週間後位に、
朝起きたら、
今度は出血と血の塊が。。

ネット検索してみると、
血の塊は流産の可能性もあるとあったので、
病院に電話してから急いで病院に行きました。

もう本当にダメかもしれない。

でも、
病院に向かうタクシーの中や、
診察を待つ間は、
何故か、
彼には明るく振る舞っていたような記憶があります。

診察室に入り、
診察を受けるわけですが、
2週間に一度の出血で、
今回は血の塊。

先生の表情も、
いつもより明るくなかったような気がします。
(そりゃそうですね。。)



ダメかもな。と思いつつ、
内診のエコーで見てもらったら、
カーテンの向こうから、
「元気ですよ。今、画像出しますね。」って。


私側からのモニターにも、
元気に動いてるのを、
見せてくれました。




よかった。




白黒のエコー写真を渡されました。


診察室を出て、
彼がいる待合室に向かいます。


彼の顔を見たら、
安心したのか涙が溢れてきて、
泣いてしまいました。



「大丈夫だったよ。元気だった。」



その時、
白黒のエコー写真を彼に見せて、
初めて写真に写ってる赤ちゃんを可愛いと感じました。




「もう、お母さんなんだね。」って。





もっと大切にしてよ。 
という、
お腹の中👼からのメッセージだったんだと思います。


そもそも、
少しの無理は当たり前。
というスタンスでスケジュールを組んで、
今まで生きてきました。


今はお腹の中👼と、
ひとつの身体をシェアしてると思って、
緩やかに楽しんで、
この時期を過ごそうという考えに変わりました。



安定期とはいえ、
無理してはいけないよ。
と忠告されたんですね。




出血の原因は、
胎盤が出来てきて、
定着する過程で出血が起きたそうです。

お医者さんからは、
胎盤の定着が進めば、
妊娠はもっと安定するから、
心配しすぎないでひとまず安静。
今後、
新しい出血がなければ心配はない。
とのことでした。


その日の予定はお休みしました。
休むことは悪い事だと感じていましたが、
休む事は理由によっては、
正しい事だと考えが変わりました。