IT業界専門キャリアコンサルタントのブログ

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私は大学卒業後、某生保のシステム会社に入社した。世間的にはSIerとも分類される企業だ。
4年ほど働いた後に某コンピュータメーカーに転職したのだが、そのときの周りの言葉で少し価値観が変わった。
実際に製品(ハードウェア、ソフトウェア)を開発しているメーカーのエンジニアから見ると、メーカー以外のエンジニア(いわゆるSE)は、本当のエンジニアではないのだ。
彼らから見ると、メーカー以外のエンジニアは、自分達が作った製品を利用するユーザ(系)という分類になる。
メーカーでも客先に出るエンジニア(SE)がいるのだが、彼らはフィールドSEと呼び、製品を開発しているエンジニアとは区別していた。
つまり、メーカーの開発エンジニアから見ると、SEは技術力としては格下なのだ。
転職しないとこのような価値観に触れることもなかったので、新しい発見が出来たと思いました。SEという仕事を改めて考える機会が得れたいい機会でした。
世の中のストレスの原因の大半は人間関係ではなかろうか?その他だと仕事、お金くらいだろうか。

逆に言うと人間関係を上手く構築出来る人はストレスが少ないということになる。

人間関係と言っても多様で、親子、親戚、兄弟、友人、会社の同僚、上司、先輩、部下、取引先のお客さま、近所の住民、全て人間関係だ。
働いている男性だと6時間は寝ているとすると、起きてる時間の半分は会社にいる。職場での人間関係の問題は大きなストレスになりうる。

既婚者だと残り半分は家族と過ごす時間だ。家庭内の人間関係の問題も大きなストレスになりうる。

両方に問題がある場合は精神的に破綻しかねない。

それだけ人間関係というのは大事。

人間関係を上手くこなすために必要なのがコミュニケーション能力。

コミュニケーション能力は、ビジネススキルでも重要な要素だが、ストレスなく暮らしていくにも必要なスキルというわけだ。

学校教育などでもコミュニケーションというものをもっとクローズアップしてもよいと思う今日この頃。
人が伸びる要素、成長する要素に素直さというのがあると思う。

特に若いときは、経験のある先輩や上司の指摘やアドバイスを素直に聞く人は伸びるのが早い。

職人やプロスポーツ選手は例外だ。イチローがわかりやすい。彼の振り子打法をコーチは直そうとしたが、イチローは持論を維持し続けた。

しかしビジネスの世界は話が違う。

だが、ある年齢になったら1歩踏み込んで考えて欲しい。なぜこの人はこんな指摘やアドバイスをするのか?その指摘は正しいのか?

指摘を素直に受け入れて実行するだけなら、ただのマニュアル人間。

ビジネスマンである以上、考える人であって欲しい。