パピークラスやパピーパティに参加したい!って考えている方の多くは、”社会化”っていう言葉を聞いたことがあると思います。


かなりポピュラーになってきている言葉ですよね。


犬猫には、自分以外の存在に対して適切な対応を取る能力を獲得しやすい時期というのがあります。生きていくうえで、警戒しなくてもいいものを認識できる時期とも言えますね。この時期のことを社会化期と言います。


犬では3~12週まで、猫では2~9週と言われています。


この時期は、いろんなものに好奇心を示し、新しい環境や物に柔軟に馴れることが出来る時期なんですね。


この時期に、犬同士で過ごしたり、様々な人との接触をしたり、知らない環境で過ごすことで、様々な場面に過剰な警戒心を持たずに過ごしていくことが出来るようになります。


例えば、散歩中に犬に対して吠えてしまう犬は、犬が恐怖の対象であることがしばしばあります。


社会化期に適切に犬という刺激に馴れることが出来れば、散歩中にほかの犬に恐怖を感じずに落ち着いて行動することが出来ます。


社会化とは、このように、様々な状況や刺激に馴れることで、生涯、いろいろな状況に出くわしても落ち着いていられる素地を作ることと言えます。



臨床行動学より

『子犬や子猫の時期に、同種の動物と過ごしながら、種特有のコミュニケーション方法や序列制への対応を学ぶことは重要である。特に早期離乳が疑われる場合は、子犬教室(パピークラス)や、子猫教室(キティクラス)に参加しそうした機会を十分に設けるよう努力すべきである。』



子犬を迎えた方は、是非積極的な社会化をしてくださいね!


もっと詳しく知りたい方はこちら!

http://tomo-iki.jp/repo-2013.html