どもども。
奥田です。
みなさん、いかがお過ごしですか?
今日もさぶちゃんとしんちゃんは元気に寝ています。
飼い主さんと、わんちゃんと、社会が共生していくのって、どんな姿なんだろう?って思うんです。
自分の行為が、誰かに一方的な痛みを強いているかどうかってポイントだと思うんです。
フェアトレードの分野って、きっと僕らが途上国の労働者に文明的時間差を利用して一方的に痛みを強いていることがマイナス面だってことだと思うんです。
貿易や国同士のつながりがなければ、一方的に痛みを強いることはないと思いますし。
殺処分の問題も、人間が犬猫に知性の差を利用して一方的に痛みを強いているように見える部分が問題なのかなと思っています。なんか、言葉として微妙だけど。
それで、どんな状態、あるいはどんな飼い主さんだったら、誰かに一方的に痛みを強いることのない、犬との暮らしという営みを行っていけるのだろうと考えたのです。
それで思いついたのが、以下の項目。
① 正しい知識
② 適正な負担
③ 正当な倫理
正しい知識(飼い方やしつけの仕方・犬と人の社会的背景や殺処分問題)を知っていて、
適正な負担(犬を飼育することで発生するリスクに備えて、狂犬病予防注射をすることなど)を払っていて、
正当な倫理(相手を思いやる気持ちを持ったり、他者理解に努めたり、倫理的なこと)感を持っていれば
おおよそ、社会に適合する形で犬を飼育できるだろうなと思うわけです。
だから、
① 常識的に正しい知識が知られていて
② 知らず知らずのうちに適正な負担が支払われていて
③ 当たり前のように倫理的に行動できる
皆がそういうことになる社会を創っていくことが、犬と飼い主と社会が、いい形で共生していくってことになるんじゃないかと思うんです。
この3つは、消費者にも供給者にも当てはまるものだと思います。
①②はまだまだ一般的でないものだと思うし、③も特に供給側はもっと伸ばしていくべき部分だと思うけど、これをいかに効率的に広めていくか、そのためのキラーパスは何かと言うのを考えているんですよ。
うん、これをどう変えていくか。きっと何かヒントがあるはずと思いながら、日々を過ごしています。