【Netflixで世界的人気】『弱いヒーロー Class1』、その衝撃とシーズン2への期待

 

2022年に韓国のOTTプラットフォーム「WAVVE(ウェーブ)」で配信され、大きな反響を呼んだドラマ『弱いヒーロー Class1(약한영웅 Class 1)』。
その後、Netflixでの配信がスタートすると瞬く間にグローバルランキング3位にランクインし、世界中で注目を集める作品へと成長しました。

 

 

社会問題としての“学校暴力”を、アクションと静かな怒りで描く

 

写真出典:Netflix

 

同じくNetflixで話題となっているイギリスドラマ『少年の時間(Time for a Boy)』と同様に、『弱いヒーロー』もまた、10代が直面する暴力と大人たちの無関心という重いテーマを扱っています。
しかし、ただの社会派ドラマでは終わりません。

この作品は、いわゆる“ナード・ヒーローもの”の要素を取り入れながら、正義も守る者もいない世界で、静かに怒りを燃やす主人公たちの成長と葛藤を、緊張感のあるアクションとともに描いています。

 

 

主演パク・ジフンの圧倒的な演技力に注目

 

主演のパク・ジフン(박지훈)は、これまでのイメージを覆すような無表情で空虚な目線に内なる怒りを秘めた演技で、視聴者の心を掴みました。
共演のチェ・ヒョヌク(최현욱)は身体を張ったアクションで躍動感を、ホン・ギョン(홍경)は複雑な内面を表現する演技で物語に深みを与えています。

中でも印象的なのは、国会議員のイメージ戦略のために“商品”のように扱われるオ・ボムソク(홍경)が抱える絶望と怒り。
その苦しみに寄り添うのが大人ではなく、主人公の
ヨン・シウン(パク・ジフン)アン・スホ(チェ・ヒョヌク)**という、友人たちであるという点もまた、視聴者の胸に突き刺さります。

 

 

社会的なテーマとスピード感あるアクションの融合

 

『弱いヒーロー』は、学園アクションというジャンルの中に、社会の矛盾、子どもたちの孤立、怒りと不安といったテーマをしっかりと織り交ぜています。
ただ殴り合うだけではない、1話ごとに“ドーパミンが爆発するような展開”と、心を締めつけるようなドラマ性が共存している点が、世界中の視聴者から評価されている理由のひとつです。

 

 

シーズン2はNetflixが制作・配信へ!4月25日スタート

 

写真出典:Netflix

 

元々WAVVEのオリジナル作品だった『弱いヒーロー』ですが、WAVVEの投資難によりNetflixがシーズン2を引き継ぎ制作・配信するという異例の展開に。

すでにNetflixではシーズン1の先行配信が始まっており、復習のつもりで見直した人々からも、「やっぱり完成度が高い」「世界に出るべき作品だった」と再評価の声が多数上がっています。

 

 

パク・ジフンは次の学校で何と向き合うのか?

 

シーズン2では、新たな舞台であるウンジャン高校を背景に、再びヨン・シウンがさまざまな暴力と向き合っていく展開が予想されます。
果たして、今度はどんな敵が立ちはだかるのか、そして彼は再び立ち向かえるのか——?

Netflixという“グローバルステージ”に立った今、『弱いヒーロー Class2』がどんな評価を得るのか、世界中が注目しています。

 

📌『弱いヒーロー Class2』は、2025年4月25日よりNetflixにて配信スタート予定。
シーズン1未視聴の方は、今のうちにぜひチェックを!