韓国の人気ガールズグループエスパ(aespa)のメンバーウィンターが、過酷なスケジュールをこなす中で健康問題が再び浮上し、ファンから懸念の声が上がっています。
写真=エスパ・ウィンター、手術後も続く過密スケジュールにファンが懸念の声
◆ 2度目のワールドツアーで明らかになったスケジュールの過酷さ
2024年1月に公開された**エスパの2度目のワールドツアー「2024-2025 aespa LIVE TOUR - SYNK : PARALLEL LINE -」**のスケジュールは、デビュー以来最もハードなものと言われています。
エスパは1月末からアメリカツアーを開始し、ほぼ2日おきに移動と公演を繰り返すスケジュールをこなしてきました。その後すぐに韓国へ戻り、バラエティ番組の収録や音楽制作、ファッションウィークへの参加など、多忙なスケジュールを消化。さらに、すぐにヨーロッパツアーがスタートし、こちらもほぼ休みなく公演を続けたと報じられています。
このハードスケジュールの中、メンバーたちは次回アルバムのコンセプトフォトの撮影も行ったと推測されており、ファンの間では「休む暇がまったくないのでは?」という心配の声が高まっています。
写真=エスパ・ウィンター、手術後も続く過密スケジュールにファンが懸念の声
◆ ウィンター、手術後の体調を考慮しないスケジュールに批判も
2024年、ウィンターが気胸(ききょう)の手術を受けたことが発表されました。**SMエンターテインメントの関係者によると、「医師の判断のもと、再発を防ぐための措置として手術を決定した」**とのことでした。
気胸は再発しやすい疾患で、1年以内に30~50%の確率で再発し、過去に再発歴がある場合は70%以上の確率で再発すると言われています。そのため、手術後のウィンターが激しいパフォーマンスや頻繁な移動を伴うスケジュールをこなすことは、健康に大きな負担を与える可能性があると指摘されています。
にもかかわらず、ソウル公演直後に再び海外活動が続き、ファンの間では「アーティストの健康を考えていないのでは?」という批判が高まっている状況です。
SNSでは、「メンバー全員が体力的に優れているわけではないのに、これはあまりにも酷すぎる」「昨年も健康問題で活動に支障が出たのに、なぜまた同じことを繰り返すのか?」「せめてSMTOWNライブの出演を調整してほしい」といった意見が相次いでいます。
◆ ヨーロッパツアー終了後、ソウルでアンコールコンサート開催
エスパは3月12日(現地時間)にマドリード公演を終え、ヨーロッパツアーを無事に終了しました。
その後、3月15日・16日の2日間にわたり、ソウル・オリンピック公園KSPO DOMEでアンコールコンサート「2025 aespa LIVE TOUR - SYNK : PARALLEL LINE - ENCORE」を開催予定です。
これからも世界中のファンを魅了し続けるエスパですが、アーティストとしてのパフォーマンスだけでなく、健康管理や適切な休息も重要です。今後の活動スケジュールの調整と、メンバーの健康を最優先に考えた運営が求められています。
エスパのさらなる活躍に期待しつつ、ファンとしては彼女たちが健康で長く活動を続けられることを願うばかりです。