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トッケビ 6話
ウンタクはトッケビを呼び出し、彼の前に現れる。再会した二人の間にはぎこちない空気が流れるが、ウンタクは変わらず明るく話しかける。レッドカーペットが現れたことに驚き、それがトッケビの仕業であることを確信するが、彼は何も答えない。ただ、ウンタクの言葉を静かに聞いている。
トッケビは心の中で思う。彼女はずっと変わらず輝いている。しかし、未来の彼女のそばには自分はいない。自分の不滅は終わりを迎え、彼女は彼を忘れ、新しい人生を生きていく。これは彼が選択しなければならない運命だった。
一方で、トッケビはウンタクに剣を抜いてほしいと改めて頼む。「もう終わりにしたい」と。ウンタクは困惑しながらも彼を見つめるが、剣を抜くことに踏み切れない。彼女はトッケビの過去を知りたくなり、彼が歴史に記録されていない理由を尋ねる。
トッケビは苦い表情を浮かべながら答える。「俺の人生は、生き延びることで精一杯だった。歴史に残るようなものは何もない」
彼の罪、そして罰。それは900年もの間、彼を縛り続けた。しかし、ウンタクは反論する。「900年も罰を受けたのなら、もう十分じゃないですか?」
彼女はさらに言葉を重ねる。「もしおじさんが本当に悪い人なら、どうして私がこの剣を抜くことになってるんですか?」
トッケビは答えられない。ただ静かに微笑むだけだった。
その頃、死神とサニーの関係も少しずつ動き始める。死神はサニーと再び会い、名刺を渡す。彼の名前は「キム・ウビン」。しかし、サニーは彼の不可解な行動に戸惑いを隠せない。彼の正体を知らないまま、サニーは彼に興味を持ち始める。
ウンタクはトッケビに、自分の願いを叶えてほしいと頼む。だが、トッケビはそれを避けるように話を逸らす。ウンタクは彼が本当に消える覚悟があるのか確かめたくなり、冗談交じりに「おじさん、ちゃんと綺麗になってくださいね」と笑う。
その夜、ウンタクは契約書のようなものを作り、トッケビに手渡す。「もし剣を抜いたら、毎年初雪の日に私の呼びかけに応じること」と書かれていた。トッケビは驚きながらも、ウンタクの言葉に心を動かされる。「そんなことを考えていたのか?」と、彼は静かに微笑む。
そして、初雪の日が訪れる。
ウンタクは「今日がその日ですよね?」と嬉しそうに言う。
トッケビは静かに剣に手をかけた。「お前と過ごした時間は、すべてが眩しかった。どんな日も、すべてが良かった」
ウンタクは涙をこらえながら、剣を抜こうとする。しかし、剣は彼女の手をすり抜け、掴むことができなかった。
「どうして…?」
「まだ俺は、この世にいる運命なのか?」
剣が抜けない。それは、ウンタクが彼を本当に愛している証拠だった。
トッケビは驚きながらも、彼女をじっと見つめる。
この剣は、単なる呪いではなかった。それを抜くには、真実の愛が必要だったのだ。
ウンタクの心はもう決まっていた。
「おじさん、私はあなたにいてほしい」
その言葉に、トッケビは初めて迷いを感じる。彼の運命は、本当に終わるべきものだったのか?
続く・・・
写真=네이버 블로그


























