〈Jー4 悪夢の細菌感染〉

 

私にしてみれば、

『一大事発生』の報告だったのですが、

病院側の対応は、いつもと同じ。

何も動きません。

 

30分くらいして、

待ちに待った医師が、来ました。

ところが、現れたのは、

中年の女医がふたり。

見たことのない人たちです。

 

どうやら、

夫に注射をするよう、

要請されて来た様子で、

女医のひとりは、

注射を終えて出て行くときに、

こう、私に説明しました。

 

「こんなに高熱が出ているのは、

血管が、広がっているからなので、

血管が収縮する注射をしました。

間もなく、熱は下がってくるでしょう」

 

あ然として見送った私…

直感で、

「そんな注射で治るわけがない」と、

思いました。

 

午後一時に、

病院に到着してから三時間。

私と長男が感じた、

尋常ならざる夫の異変と、

病院側の対応には、

明らかに、違いがありました。

 

 

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