その後、時間の経過と共に、
病気腎(修復腎)移植の真実が、
明らかになっていき、
学会の描いた当初の構図は、
次第に崩れていきました。
実は〈本当のヒーロー〉は、
患者に寄り添い続け、
なんとか絶望状態から救いたいと、
日々奮闘していた〈万波誠医師〉であり、
〈学会〉及び(学会と連携して、突然、
病気腎移植を原則禁止にした)
〈厚生労働省〉こそが、
本来ならば、病気腎移植手術を受けて、
生き還って幸せになっていたはずの、
罪のない腎不全患者たちを、
死に追い込んだ〈ヒール(悪役)〉
だったのではないでしょうか。
実際に、
学会の批判を、鵜呑みにして、
厚生労働省が、病気腎移植に、
ストップをかけたがために、
それを待ち望んで、
苦しい毎日を何とか耐えていた、
腎不全患者が、絶望のうちに、
次々と亡くなっていきました。
正義を気取りつつ、
完膚なきまでに叩きのめす、
学会と厚生労働省の批判によって、
多くの患者の命が、
消え去ってしまったのです。
ひどい話です…