(病腎移植に関する学会声明続き)
今回の病腎移植を、
移植医療全体の教訓として生かし、
我が国における移植医療の、
適正な運用に、努めるとともに、
臓器不全に悩む、多くの人々に、
移植医療の恩恵が受けられるように、
学会は、尽力する所存である。
更にこのためには、
脳死移植・心停止献腎移植に、
一層の理解と協力を仰ぎたい。
…このように、
今から16年前のこの時も、
学会と厚生労働省が、連携して、
問答無用の「病気腎移植の原則禁止」
という、愚挙に出ました。
2007年に発表された、4学会声明は、
病気腎移植を行っていた、
現場の医師たち、中でも、
中心的存在だった万波誠医師を、
一方的に糾弾することに、
終始しています。
では、自分たちは?と言えば、
学会声明の最後の方で、学会幹部は、
取ってつけたように、こう言っています。
「臓器不全に悩む多くの人々に、
移植の恩恵が受けられるように、
学会は、尽力する所存である。
更にこのためには、
脳死移植・心停止献腎移植に、
一層の理解と協力を仰ぎたい」