【酉の市、続き】
最も著名な酉の市は、
浅草の鷲(おおとり)神社境内で、
江戸時代から続く、酉の市である。
縁起物の熊手の商いが成立すると、
売り子と買い子が一緒になって、
手締め(三本締め)をするのが、
「酉の市」特有の一幕である。
手締め(パパパン、パパパン、
パパパン、パンを、3回すること)により、
これから一年の、商売繁盛や家内安全を、
盛大に祈願する。
酉の市(とりのいち)が開かれる、
「鷲(おおとり)神社」も、
我が家から徒歩5~6分のところに、
ありました。
毎年、11月の酉の日に、
酉の市は開催されますが、
その日には、
古い熊手を持ち込み(納札)、
商売繫盛や家内安全を願って、
新しい熊手を手にして、
帰路につく人で、ごったがえします。
初めて訪れた時には、
神社の境内中、アチコチで、
威勢の良い手締めの声と手拍子が、
響き合う中、自分自身はといえば、
スキ間の全くない人流に押され続け、
只々圧倒されたのを覚えています。