診察室のイスに座り、映し出されている画像を見て、
またまたビックリ!…
「昭和」の病院だと思っていたのに、
映し出された私の腎臓は、なんと、立体画像…
3D映像と言うのでしょうか、
私の体内の左右の腎臓が、
まるで、暗黒の宇宙に浮かぶ地球のように、
キラキラと回転して、360度観察できるようになっています。
「うわぁ、最新の画像だ!」と、心の中で大興奮✨
「左の腎臓に、小さな石がありますね。」
と、クルクル回転する3Dの画像を見ながら、
万波先生が、指摘します。
(血液検査くらいでは分からない、『石の存在』を、
初めて知りました。)
続いて何を言われるのかと、次の言葉を待っていると、
あっけなく、
「何の問題もありません。」とのこと…
こうして、私のドナー検査結果は、○
無事、クリアしました。 やったね!
ところで…
「ドナー検査」というのは、全身状態を調べるのみならず、
『提供する臓器』に関して、
濃密な検査→判定、をします。
一般的な健康診断では分からなかったのに、
ドナー検査を受ける事で、明らかになることも多々あります。
私も、肝臓のドナー検査によって、
肝臓の血管走行が、複雑であることが分かり、
腎臓のドナー検査によって、
左腎の中の小さな石の存在を初めて知りました。
そうして、
自分の体内の肝臓と腎臓に、留意するようになりました。
…「ドナー検査」の思いがけない効用です。