650 移植医療の近未来Part2(49)
お米にしても、日本の気候変化に応じて、従来の「冷害に強い品種」に加えて、「暑さに強い品種」「日照り、少雨に強い品種」「台風が来ても倒れない、草丈が短い品種」などが、開発され、かつての、「魚沼産コシヒカリ」一強では、なくなりました。ウナギも、天然稚魚の、圧倒的な不足に呼応した結果、今や、養殖ウナギが、市場を席巻するまでになりましたが、最新のニュースでは、更に一歩進んで、ウナギの完全養殖(卵から成鰻までをすべて養殖で育てる)に成功し、試験販売を実施したとのことです。野菜も果物も、品種改良が進み、遺伝子操作によって、美味しさがレベルアップしたり、収穫量が激増した生産物を、我々は、口にするようになっています。私自身がそうだったように、最初はどうしても、「ブタの臓器を移植するなんて、大丈夫なの?」という反応が、一般的でしょうが、時間の経過とともに、正しい情報が行きわたれば、違和感が、消えていくでしょうし、生着年数の延びや、移植件数の増加が、後押しとなって、これまでの「脳死ドナーを求める」待機患者よりも、より早く安全な移植が受けられる、「ブタ腎移植を希望する」待機患者が、増加していくのかもしれません。…ここまで、ブタの臓器移植について、考察してきましたが、もしも私が、将来腎不全間近になり、その頃、ブタ腎移植の人体への応用が、実現するようになっていたなら、私はきっと、それを望むだろうなあと、ボンヤリ考えたりしています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村