シャイロックの気持ち・・・?

 

シャイロックってご存知ですか?

 

シェイクスピアの作品、

「ヴェニスの商人」

に出てくるユダヤ人の金貸しです。

 

わたし金樫、実は20代の頃、

仕事終わってから週一で

夜間に声優さんの養成所に行ってたことがありまして。

 

その時の演劇実習でさ、

ヴェニスの商人の人肉裁判のシーンで

シャイロックを実際に演じたことがあるんですよ(*'▽')

(人肉裁判とか知らない人はググりましょう('ω')

 

当時、絶対にシャイロックは自分が適任だと

変な信念があって譲れなかったので、自らやりたい!と

立候補するほどにシャイロック推しでした。

(金貸しの血かww)

 

「貸した金返せー」を、現に仕事でもやってたしね(苦笑)

 

と言っても、

実際はそんなマニアックな悪役を

好き好んでやりたい人が、

他に誰もいなかったからできたんですがね^^;

 

さて、

作品の中のシャイロックは、

いわゆる高利貸し。

 

一般的に、

高利貸しイコール悪の権化・・・

みたいなイメージがあると思うんですが、

世界的にも、

そんなイメージが定着してる原因ってのは、

恐らく「ヴェニスの商人」のせいではないかと思うんです。

 

その作品の中では、

めちゃくちゃ悪いやつというように、

シャイロックは描かれています。

 

貸した金が返せないのなら、

その身の肉をよこせと請求したことが、

殺人未遂の罪に問われるっていう結末で・・・

 

なんせ、金貸しとか、

金儲け優先のヤツは、

えげつないことをしやがるというイメージみたいな。

 

シェイクスピアってキリスト教の中でもカトリック側にいて、

お金儲けを肯定するユダヤ教とは

きっと真逆の立ち位置じゃないかと。

 

ユダヤ人への差別などの歴史的時代背景からも考えたら、

そんな感じの事が、フトよぎります^^;

 

 

まぁ、別にどっちがよくて、

どっちが悪いとかではありませんが、

 

個人的にはやはり、

シャイロックの気持ちに寄り添ってしまいます(´・ω・)

 

金を貸した債権者シャイロック

借りた債務者アントーニオ

 

金を無利子で貸す。
でも、期限までに返済できない場合は
アントーニオの肉1ポンドを切りとるという条件があって、
アントーニオ自身で、その証文に署名したわけですよ。

 

本来、利息をとって商売する金貸しが、

無利子で貸してあげ、

返済を守らなければ、肉を云々・・・

 

それぐらいの覚悟で借りて、

誠意をもって返済しやがれコンチクショー!

 

という感じの叫びが、

私には聞こえるんですよね(苦笑)

 

ただ、ちゃんと最初に約束したどおり、

貸した金を返してくれたらそれでいいってだけな話だから。

 

で、

なんでいきなりシャイロックの話が出てきたかというと、

昔、貸金業協会で仕事をしていたときに出会った

サラ金会社の経営者ら達が、

なんか知らんけど昨日夢に出てきたからか^^;

 

そいえば、

「わしらサラ金は世間からは煙たがられてるけど・・・」

みたいな話を当時、役員会とか、飲み会とかの席で、

昔リアルで話てて、

 

だけど、その中でも、

貸金業の資格に関連する話から、

お金の教育みたいなことを言ってて、

「世間のヤツは、お金のことを学ばにゃあアカン」と、

良い事を言ってたおっさんもいたなぁ~w

 

でも、

「お金の事に疎いやつらのおかげで、

商売も成り立っとるもんでなぁ~」

 

と、これが真理だったりなんかします。

 

ホントそう。

 

今は、グレーゾーン金利廃止やらで、

利息制限法以内の金利でしか商売はできないので、

当時のほとんどのサラ金は壊滅してますが、

 

個人が資産を作ること、お金を増やすためには、

ある意味、金貸しを見習うといい(・∀・)

 

 

 

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