もはや借金があって、当たり前の話でもある
もう数年前に出版した電子書籍が、こちら↓
おかげさまで、今でも売れ続けています。
元々WEBマーケティングに詳しい人などは、
すでに気づいているでしょうが、
この電子書籍は、ある種チラシの役割も担ってくれています。
しかし、そんな電子書籍を読んでくださった方の中から、
時々、温かいメッセージをいただくこともあります。
この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。
ホントにありがとうございます(*^-^*)
さて、
人生で、様々なライフイベントを経て
死ぬまでに一生涯でどれぐらいお金がかかるか、
計算したことはありますか?
あくまで平均的なモデルケースで、
かつ、
首都圏で生活しているという前提で算出したデータによると、
ざっと3億6000万ぐらいはかかるんだなこれが(・∀・)
上記の金額は首都圏での平均なので、
当然に、住んでる地域によっては、
これがもしかしたら
2億ぐらいになるかもしれません。
でも、
ごくごく、平凡に、
そこそこゆとりのある生活を送るとしても、
一般的に3億ぐらいはやはりかかるのです。
どういう計算かというと・・・・
・結婚 約440万
・教育 約1570万
・住居 約9890万
・保険 約500万
・老後 約8600万
・結婚してから
夫婦が老後を迎えるまでに必要な生活費、
1億5000万
合計約3億6000万(・∀・)
と、ざっくりですが、こんな感じです。
これは、モデルケースとして、
居住地は首都圏。
結婚して新築マイホームを建て、
子供1人の通う学校が全て公立に行ってたら
といった場合の平均です。
ちなみに居住費については、
最初の住宅購入費に、
維持費とか諸経費を含んだ合計になっています。
他、例えばですが、
28歳から90歳まで一生涯賃貸だと、
首都圏では住居費だけでも1億400万は必要みたいです。
結婚するときの費用も、
婚約指輪、結納金、
結婚指輪、結婚式、新婚旅行などの平均です。
もちろん結婚式はしないか、
しても、小規模といった場合、
最小限に留めると、
100万ぐらいで済む場合もあります。
教育費で私立行く場合だと、
プラス300万ぐらい上乗せになります。
そして子供の数にもよりますよね。
そこで、
サラリーマンの生涯賃金を
振り返って考えてみてください。
それは、
平均2億5000万ぐらいと言われてます。
大学を卒業し、
仮に、ずっと正社員を続けた場合の60歳までの生涯賃金は、
男性で約2.7億円、女性で約2.2億円とのことです。
(退職金は含んでません)
正社員であった場合でも、そんな感じなのに、
派遣とか、契約社員とか、賞与にも格差があると、
サラリーマンの生涯賃金の平均値は、
もっと低くなるわけです。
そしてですよ、
生涯で必要なお金の合計3億6000万のうち、
老後の8600万を差し引くと、
2億7400万になります。
てことは、
サラリーマンが正社員で退職するまで働いてもらえる
平均生涯賃金をみても、これでは足りないという計算になります。
これ、考えたら誰でもわかることなんですけど、
サラリーマン世帯だと、
夫婦二人で働いたら、ようやく足りる計算。
もし、旦那さんだけとか、
世帯で一人しか働いてなければ、
サラリーマンでも役員職で平均より、
はるかに上回った高給取りでない限り、
家計が苦しくなるのは火を見るよりも明らかではありませんか。
また、女性の場合は、結婚、出産、育児などで、
収入にブランクができる期間がでますし、
男性でも、生涯順風満帆に
正社員として終われる保証はなんて
最初からあるわけはなく。
となると、どのみち普通に働いていても
生活がギリギリになる率の方が高いわけです。
住居費や教育など、
結構大きな金額が必要なことがあり、
当然に、ローンを組まなければ一般の人は無理っていう話なわけで、
一般的なサラリーマン世帯が、
そこそこ平均的な生活といいますか、
平均的な、ゆとりある生活スタイルを営むためには、
ハッキリ言って、
もう
「借金を活用しなければ成り立たない」ということです。
つまり、何が言いたいかというと、
「お恥ずかしながら借金がありまして・・・」
とか、言われる方が多いのですが、
実は、借金があることを、
恥ずかしがらなくてもいいってことなのです。
一般的なサラリーマンの場合で、
そこそこ家族にゆとりある生活をさせたいとか、
そのために借金するのは、
こんなのしょうがないという時代なわけですよ。
家族にわびしい思いをさせないために、
一生懸命やっている証拠でもあるのです。
そこに誇りを持ったってかまわないのですよ。
まぁ・・・日本人あるあるというか、
実は、海外では、
お金を金融機関など業者に借りようとするとき、
借りる側の方が、実は結構態度がデカイのです。
つまり、業者に対しては、
こっちが利息払って、それで儲けさせてやるんだから、
貸してくれよみたいなノリなんですよね('ω')
でも、日本人は、
業者にお金を借りようとしたら、
「お願いします。貸してください。」で、
借りる側が頭下げる感じですよね。
これは、
TVとかの影響もあるのかもしれませんけど(´・ω・)
だから、借金があることで、
惨めな気持ちになったり、
みっともないことだと
思ってしまいやすいのかもしれません。
とまぁ、話はソレたかもしれませんが^^;
とにかくサラリーマンの給与所得で生活している人は、
住宅ローン、車のローンなど、
どのような形であろうとも、
「借金」とお付き合いしなければならない。
もう運命というか、
そんな宿命にあるという時代なのですよ。
そこで、借金はしたくないとか、
今の借金と早くオサラバしたい場合には、
もし、本業の給与所得という枠だけで解決に向かわすならば、
本気で家計にメスをいれる大手術が必要になります。
冗談抜きで、
時には環境も大きく変える覚悟もいる場合もあります。
給与所得の枠だけでは、
もうどうしようもない場合は、
別で、事業所得とか、財産所得を作らなければ、
現状は突破できません。
いずれにせよ、
現役を引退する時期、定年から老後を迎えるまでと、
老後を迎え死ぬまでにかかるお金。
普通の人が、ただただあたり前に、
平均的なゆとりある生活を得たいだけのためでも、
残酷なぐらいにお金が必要ってことだから。
それでも、楽しく愉快に生きないと損だと思うので、
そのための術を身に着けていきましょう。
手を差し出してくれれば、
きっと金樫が、お力になれるでしょう。