借金は、病気と同じです。

 

ちょっとした風邪でも、軽いものは寝たら治るが、

ほおっておくと重くなる場合もある。

 

病院に行ってみたら、実はインフルエンザだったということもΣ(゚д゚;)

 

がんも、早期発見がカギだ。

 

発見が早ければ、切って終わり等、すぐ治る。

その後も定期検査へ行くので、

もし、またがんが見つかっても、早期発見段階ですむ。

 

======

 

私は、債務整理の仕事を約13年してきた。

(ちなみに私がいた職場は、

法改正等があり、解散清算したので今はもう無い。)

 

債務が重なり、最初は一社だけの借入れだったハズが、

二社、三社、、、、、、と増えて、

月々の返済が滞り、とことん債務が焦げ付いてから、

やっと、

債務整理の相談に来られる方がほとんど^^;

 

それまで、多くの利息を業者に支払い、

それはそれは大変だったことだろう。

 

この利息の支払が、少なければ、

浮いた分で、好きなものを買ったり、おいしいものを食べたり、

自分だけではなく、自分以外の大事な人に、

いい思いをさせてあげられたかもしれない。。。。

 

親の返済の為、代わりに借金をする子供。

結局、

子供も、自分が作った借金ではないのに、

親の為に破産した人もたくさんいた(´_`。)

そこまでいかなくても、子供に経済的負担を強い、

あげく、一家離散もザラにある。

 

借金の為に、なんらかの形で、家族の誰かが犠牲になり、

泣いてきた人も多かったにちがいない。。。。

 

「苦労は買ってでもせよ」

という言葉があるが、

私は、それを絶対だとは思わない。

 

しなくてもいい苦労はしなくてもいいのだ!

 

 

病気と同じく、

病気になったら病院にいくように、

 

借金は膨れ上がる前に、

 

自分の子供、その他身近な人を泣かしてしまう前に、

 

早く専門家、専門機関へ相談に行ってほしい。

 

======

 

あと、

 

家族と同居していて、

家族が病気になったら!?

 

たとえば、お母さんが風邪で寝込んでしまったら、

 

 

お父さん、子供が代わりにごはんを作ったり、買い物に行ったり、

ごはん作れなければ、出前ですませたり、

なんらかの事を、家族の誰かがお手伝いする。

 

いや、しないとか言う薄情な人は、今は横に置いておくw

 

 

 

借金について、

 

特に、夫婦で、

借金は旦那に内緒、妻に内緒っていうのも、

これまた多い。

 

奥さんの場合、バレたら旦那に離婚される!

その逆もしかり。

 

私から言わせると、、、、、

 

どちらかが、借金するにせよ、

その責任は、両方にある!!

返済についての法的な責任は保証人等でない限り無いが、

借金を作ってしまったことは、

もはや夫婦連帯責任である。

 

借金の理由は、奥さんのやりくりが下手、

収入そのものが少ない、旦那が遊び人、

パチンコ等にハマってしまった、

子供の教育費、親の介護費、他諸々、、、理由は、もうキリが無いぐらいあるが、

 

つきつめると、

夫婦が互いに生活をしていくのに、

どれだけ助け合えているか。

 

すべての根本はここにある。

 

お金の援助のみではない。

 

そう。ささいなことでいいのだ。

 

たとえば、今月食費赤字なのぉ><

新しい服、カバンが欲しいよぉ、

子供の教育、学校のこと、いろんな不安や不満を言えているか?

 

職場での嫌な事、上司がアホなどの愚痴、

同僚、友人らと飲みにいきたい、

新しいゲームや、車、ゴルフ用品、趣味系グッズが欲しい、

小遣いふやしてほしいぃ

などなど、

普段から、夫婦お互い言えているか!?

 

言ったからといって、

すぐお金がもらえる、買ってもらえる願いが叶うわけではない。

(無理!だと言われることもすでにわかっている、、、、)

 

すぐに叶わなくてもいい。

 

自分のそのときの願望を言う、

すなわちコミュニケーションが取れているかである。

 

私が過去に携わっていた債務整理の仕事は、

夫婦のどちらかであれば、かならず立会い人として、

配偶者の片方が借金の存在を知っておかなければ成立しない。

そのようなルールがありました。

 

旦那や妻には内緒にしていたが、

もちろん借金がバレて最初は怒られたが、

夫婦で協力し、無事完済した人もたくさんいた。

そして、

そのことで、

夫婦仲が以前より良くなったという人も中にはおられ、

そんな話もしてくれたことがあった。

 

映画やドラマによくある、

困難が絆を深めた的なものが、日常でもおこっていた。

 

現在、弁護士、司法書士等の法律家がしている債務整理は

立会人などは、ほぼ不要。一人で相談に行って、

借金これだけあります、どないかなりますか?

と言えば、アドバイスしてもらえるだろう。

 

 

 

借金があること、借金で苦しんでいる事、

なにがなんでも配偶者に内緒にしておきたい気持ちは、

その人の自由であり勝手なので、

好きにしてもらっていい。

 

でも、

借金は病気と同じなので、夫婦であるなら協力して解決していくべき。

と、私は思う。

 

バレたら怒られる。シバかれる。

(わかっているなら、あるていどの覚悟はできているでしょう)

 

バレたら離婚。

(それで離婚されるなら、結局それまでの相手だったということ)

 

なんでも一人で抱えないで、誰かに話、相談、きいてもらう。

 

それだけで、たとえ今お金はなくても、

気持ちはどこか楽になるはず。

 

借金の悩みは一人で抱えるものではない。




債務・借金 ブログランキングへ


にほんブログ村 その他生活ブログ 借金相談・支援(債務整理)へ
にほんブログ村