「どうした?」
「…あのね…スギョンが、あなたを連れて来てっていうんだけど…」
「スギョン氏が?…こんな時間に?」
「うん…今日中に会って話したいことがあるんだけど打ち合わせでどうしても行けないから
事務所まで来てくれないか…って言われたんだけど…やっぱりこんな時間に変よね?」
「…」
「私、明日にしてもらう…」
そういってヒジンはもう一度電話をかけに行こうと立ち上がったが、ブンドがヒジンの手を取って止めた。
「明日は私も都合が悪い」
「え?何かあるの…?」
「実は…出来の悪い学生の落第を阻止しなくてはならないのだ」
「…?」
「大学生に漢文を教える事にした」
「え?」
「いつまでも図書館にこもっているわけにもゆかぬゆえ、“家庭教師”とやらをしてみようかと」
「そうなの?いつのまに??」
「少し前に図書館の掲示板に告知を貼っておいた」
「あぁ…だから…その教える相手って、女の子でしょ?」
ヒジンはさっき見た光景を思い出し、カフェから出てきた女の子が生徒だったのかと少し安心した。
「いや…男だが?」
「え?…そう…なんだ」
「それより、スギョン氏のところへ」
「いいの?」
「彼女を怒らせたらそなたが困るであろう?」
***つづく***
「困るであろう」「困るだろう」…どっちだろう(´・ω・`)
追記:ずっと見てたらゲシュタルト崩壊気味になってしまいましたが
「であろう」に票が入ったので「であろう」に変更(笑)。