転校してきた長女。
もちろん周りのお友達は長女が場面緘黙だなんて事は知らない。
始業式の日に「なっちゃんの声」の絵本をクラスのみんなの前で読んでもらってはいたけど、実感としてうちの長女が話さないことはピンときてないのかな??
でもその先入観がないお陰で、普通に長女に話しかけてくれる。
前の学校は幼稚園から一緒の子がほとんどだったから
(うちの長女=話さない→話さないから話しかけない→長女一人ぼっち)
っていう感じだったからなぁ
普通に話しかけてくれる事が良かったのか、それとも自分が話す事でビックリする人がいない環境がよかったのか、少しずつ言葉で返せるようになってきた長女。
前は長女が少し喋ると
「長女ちゃんが喋った❗」
「初めて声聞いた❗」
と周りが騒いじゃったりで、長女が萎縮して余計喋れなくなってた。
でもそれは騒いだ周りの子が悪いわけでもないし、そりゃあ無口な子が喋ったらビックリするだろうし、子供の悪気のない普通の反応だろう。
でもそれがなくなっただけでこんなに変わるんだ
長女も引っ越し前に
「私が喋らない事を誰も知らない新しいお友達とだったら喋れるかもしれない!」
と自分で言っていた。
それからの長女はどんどん成長していった
お友達の肩をトントンと叩いて小さい声ながら何かお話したり、休み時間も一緒に鬼ごっこに混ぜてもらったり。
そして一度体験入部したバスケ部に入りたいと言い出して入部したり。
ただ、積極性のない長女はボールを持ってもどうしていいか分からず棒立ち(笑)
ボールを避ける。。。
などなど、チームプレーとは程遠いプレーを連発
コミュニケーションの障害を持ちながら、チームプレーが要求されるスポーツをやるのは大変だな。。。
でもスポーツを通じて色々と学んでくれたら嬉しい。
周りのお母さん方にも長女の障害を伝えたら全然ウェルカムだと優しいお言葉をかけて頂いた
本当に周りに助けてもらいながらの一学期。
不安だらけだったけど、引っ越してから思ったよりいい方向に変わってきた。