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始まりは軽い挨拶だった。
「隊長、狩りに連れてってくださいよ」
ほんの軽い狩りのつもりだった。
『お、いいっすよ』
取引先だけど好きな先輩・隊長さん(仮)。
そんなに親しいかと言われたら、その日までは実はそうでもなかった。
お互いのこと、よく知らない。
だけど仕事では、長いことお世話になった、ともて頼れるお兄さん。
そんな隊長んちでモンハン合宿があったのは、6月上旬のこと。
隊長の同僚さんと4人で狩り。
その同僚さん2人が終電で帰り、部屋は静かになり、急激に不安になった。
強者3人と狩りに出るのと、強者1人と狩りに出るのでは、
やっぱり違う(不安はそこか!?
一般的には男女ひとつ屋根の下で、
Hなシチュエーションは安易に想像しやすい。
だけど、PSPでのモンハンやったことある人なら解るよね。
世間一般では、理解されにくいみたいだけど、
男女2人っきりになろうとも、
誰かのおうちが一番夢中になれるってこと(電源あるし)
だいたい、Hな流れを想像するなど、モンハンに対する冒涜だ。
まず。
素材を温存するために、武器防具の一切の強化と生産を禁止された。
永遠の18歳なんて言葉があるけど、
アイサンはその時「永遠のマフモフ」だった。
(隊長は超ベテラン、当然HR9)
モンスターはクエが進むほどに巨大化し、
当然、ヒット・アンド・アウェイに限界がくる。
風の前のチリ、蚊トンボにも等しい。
「アイサンさん、逃げてください」
「アイサンさん、エリアにこないでください」
隊長も、私を守りながら戦うのに厳しくなって行く。
キャンプから出るなと言われてるそばから
イノシシにすっ転ばされて死亡。
だって、どこまで行っても防御「1」なんですもの(・・)
大型モンスター2頭立ての時なんか、
隊長が一頭と戦ってる間に、他のエリアでウロウロしてて
もう一頭に出くわしてアウトとか←最低
隊長がトトス亜種と戦ってる間に、
「これくらいなら」とドスギにちょっかいかけて一撃即死。
うわー、私お荷物サイテーだ!(==;
上級クエのランダム配置になると、
隊長と遠く引き離されて、目の前に岩のような竜が。
私「目の前に何かいます~~~~」←初めて見た人w
隊『逃げてください!
』
その言葉よりも早く走り出したのに、背中から炎くらって即死。
だって、どこまで行っても防御「1」なんですもの(・・)
マフモフの毛皮の、チリチリ焦げる臭いが・・・
と思ったら隊長のタバコの煙だ。
隊長の、タバコを吸いに立つ回数が増えてきた。
多分イライラしてるんだ。ピリピリ伝わってくる・・・・°・(ノД`)・°・
アイサンの体力的な限界は、明け方3時。
何度も休憩をおねだりし、もうヘロヘロ。
しかしだんだん休憩も許されない空気に。
ランク上げてもらってる以上、あんまりグダグダ言えない。
最初はファミレスでちょっと、なんて軽い考えだった。
それに、防御1で太刀も支給された初期装備では
戦うに戦えない。逃げる。隠れる。ただ待つ。
ストレスが貯まる一方。空は明るくなる一方。
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時間を追うごとに私の声がか弱くなっている、と
隊長は笑った。
もう限界だーと思った朝の8時。
「隊長…寝させてください…」
『じゃあちょっと仮眠を取りますか?
その間に俺、アイサンさんの装備そろえておきますよ』
仮眠!?(がびん(TT)
「いえ、隊長も休んでください!」
とりあえずさっきまで二人で座っていた長いソファに
うずくまると、隊長が来客用マットレスを出してくれた。
少し寒かったので、スエットを借りて重ね着し、
そこに倒れこむと隊長が毛布とタオルをかけてくれて…
何だこの「親戚のお兄ちゃんちにきた」みたいなノリは(==;
しかし突然、グッタリ横たわった私の枕元に、
一瞬、隊長の足の重みがかかるのを感じた。
高長身、ビジュアル○、声◎、独身(多分?)
ドキっとする余裕さえなかった。
すぐ、2台のPSPの起動音。
隊長は私が落ちてる間に私の装備を整える気だ…(==。
私を気遣ってすぐにボリュームを下げた様子。
あとはボタン連打のカチカチ音を聞きながら、
私の意識は重い体から昇天した。
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目が覚めたのは13時。
マットレスで髪をボサボサにして何度か寝返りをうった。
もっそり。もそもそ。
隊長の姿はリビングに見当たらず、
恐らくはベッドルームでお休みなのだろう。
起こさないように、そっとトイレにたった。
リビングに戻ると隊長が戻ってきた。
『お目覚めですか』
『まだ元気ないですね』
『腹へりません?』
『狩りに出ましょうか』
お天気が良かったから、こう、ドライブにでも
連れてってもらえることを期待していた。
そういえば、車持ってる友達ってあまりいないんだよね私。
そんな淡い期待をした私が間違っていた。
そうだ。
私達はハンターなのだ!
が、さすがに殆ど飲まず食わずだったので、
隊長も耐えかねた様子。リアルに食事タイム。
殿方に食事を作ってもらうなんて何年ぶりだろう。
食べ終わって片付けを済ませると
『さて、じゃあ狩りますか』
隊長は元気に言ったが、
私は正直・・・いや、何も言うまい。
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黙々と(隊長が)狩り始め、いつの間にか外は再び夜。
私はもう耐え切れなくて、マフモフのレベル上げと、
ボディ・腕をザザミにさせてもらった。
武器は飛竜刀(翠)攻撃5~600くらいかな?
で、上位ドスギに2撃まで耐えられるようになった。
(3撃目で死亡する)
そこでどうなったか。
→荷物もち。
閃光玉が必要だとして、隊長1人では持ちきれない分も
あるので、隊長が閃光玉+素材玉+光蟲をせいいっぱいもつ。
私もギルドで隊長から、閃光玉+素材玉+光蟲を
めいっぱい持たされるwwwそしてキャンプ待機。
隊長の合図でキャンプを出て、戦場まで届けに行く。
隣のエリアについたら隊長が一時離脱してくるので渡す。
闘技場ちっくにガチンコで始まるクエは、
死ぬの大前提で、控え落ちして、隊長も落ちてきたところで
渡すもの渡して送り出す。私はそこからもう出ないとかね。
時には戦死覚悟で渡す(TT)もぅヒーヒーよ!!
戦死覚悟とは言うけれど、
戦死したら隊長のご機嫌を損ねるだろう(TT
それで。
→キッチンは5匹だけどオトモ0、農場は未拡張。
終電が気になりだしたころ、ハンターランク7。G級に突入。
ほっとしたのもつかの間。
よし帰るーと思ったのだけど・・・
『G級クエに一個行ってみましょう
品川まで車で送りますから』
できることもなく、なすすべもなく、
最後、アカムと一緒に私も倒れそうでしたw
隊長宅でのプレイ時間→17時間50分。
(※滞在時間は26時間)
つづく。
