評論家・西部邁さん死去、多摩川で自殺か 78歳
2018.1.21 16:26更新
http://www.sankei.com/life/news/180121/lif1801210033-n1.html

 

 21日午前6時40分ごろ、東京都大田区の多摩川河川敷で、通行人から「男性が川に飛び込んだようだ」と110番通報があった。駆けつけた警視庁田園調布署が男性を救助し、病院に搬送したもののまもなく死亡が確認された。

 

 同署によると、死亡したのは評論家の西部邁(すすむ)さん(78)。目撃情報などから自殺とみられ、同署で当時の状況を調べている。

 

 

 

(いすけ屋)

 

 訃報に驚いた。まさか西部先生が・・・。

 西部邁先生には、直接お目にかかったことはないが、私を左巻きから正しい保守の一員に導いていただいた先生の一人である。もっとも東大学生時代は先生も左巻きのリーダー格だった。

 

 1958年12月に結成された共産主義者同盟(ブント)に加盟し、1959年から東大教養学部で自治会委員長を務める。そして全学連の中央執行委員も務め、60年安保闘争に参加されたという。

 

 東大を離れてからは、真正保守思想を標榜。つまり元左巻きである。私などは『日本よ、今...「闘論! 倒論! 討論!」』(日本文化チャンネル桜)で先生の弁舌に聞き入ったものだ。6年ほど前に、ある対談の中で「自分の咽頭部に癌ができていると最近知った」と述べており、最近は病状が良くなかったのかも知れない。

 

 心よりご冥福をお祈りします。