民主・枝野氏、243万円収入記載漏れ 後援会新年会「軽率なミス」
2014.10.29 11:04
http://www.sankei.com/affairs/news/141029/afr1410290010-n1.html


 民主党の枝野幸男幹事長=衆院埼玉5区=の後援会「アッチェル・えだの幸男と21世紀をつくる会」が平成23年分の政治資金収支報告書に、同年2月の新年会の会費収入約243万円を記載していなかったことが29日、分かった。会場費としての支出約207万円は記載していた。


 枝野氏は29日午前、国会内で記者団に「はなはだ軽率なミスで大変恥ずかしい。心よりおわびを申し上げる」と陳謝。「最終チェックでも気づかなかった」と述べ、速やかに訂正する意向を示した。ただ、「政治とカネ」にまつわる閣僚らの追及については、「これからも説明を求めていきたい」と語った。


 枝野事務所によると、枝野氏の後援会は23年2月にさいたま市内の結婚式場で新年会を開催した。487人が参加し、参加費として5千円を徴収。会場費として207万5千円を支出したが、報告書に収入分の記載がなかった。新年会には枝野氏も参加した。




いすけ屋

 ほらね。誰だってたたけば埃が出るもんだ。あんまり重箱の隅までつつくから、今度は己の政治資金収支報告書に返ってきたのだ。日本人の性格として、一円単位まできちっとしていないと、特にこのような公的文書は失格である。243万円の収入が記載されていないとしても、それででも支払った207万5千円と整合しない。これを記入すると、収支が合わないから抜かれたのであって、「軽率なミス」だとはとても言えない。

 民主党の金を預かる幹事長がこのザマなのに、政権閣僚二人を辞めさせた以上、自分は即辞任するいがいあるまい。閣僚であろうが与党議員あるいは野党議員であろうと、政党助成金は税金である。いっそのこと、国会議員全員を洗い出したらどうか。私は、8割がたから、何らかの間違いが見つかるだろうと、見ている。企業の場合も、節税を考えるからいろいろ細工して、税務署につかまるのだ。あったことをそのまま記載していれば、何ら問題が発生するわけがない。議員先生の応援団体も、何かと細工しなければ拙いことがあるから、こんなことになる。

 今は昔のような多額の政治献金も出来ないようになっているし、こうやって表ざたになる件をみていても、小粒なものばかりだ。こんなものは、国会の大事な審議時間をつぶしてまで、追求しなくても、次の選挙で落とせばよい。もっとも、元社民党の辻元清美なんか、秘書の給料を横取りしていた本物の悪なのに、民主党に移り選挙区で落としても、比例で復活当選している。この手口は、元衆議院議長土井たか子から教わったそうだ。「政治とカネ」といえば自民党と、相場が決まっていたが、世の中そんなもんじゃない。野党は追及しないというマスコミの仲間意識とその体質が、結局国民を騙してきたのだが、民主党だって「たたけばいっぱい出てくる」という証でもある。この件は「氷山の一角」に過ぎない!