“法務大臣バージョン”も… 松島氏「うちわ」問題
2014.10.8 14:18
http://www.sankei.com/politics/news/141008/plt1410080031-n1.html


 松島みどり法相は8日の参院予算委員会で、公職選挙法に抵触する可能性を指摘された選挙区内での「うちわ」配布について、「『法務大臣』と書かれたモノもあったかと思う」と答弁し、9月の法相就任後も作成していたことを明らかにした。みんなの党の水野賢一幹事長の質問に答えた。


 松島氏は自身が「うちわ」を配布したことがあることも認めた上で「疑念を持たれた案件なので、今後同じような形の物の配布は取りやめる」と話した。


 水野氏から「法務大臣は指揮権発動ができる。自分が刑事告発された場合、粛々と捜査を受け入れる覚悟か」と問われると、「指揮はもちろん、感想も言う気はない」と強調した。


 進退に関しては「安倍晋三政権の法務大臣としてしっかりと務めて参りたい」と述べ、辞任はしない考えを示した。



いすけ屋

 何故、今の野党って、こんなしょうもない質問しか出来ないのか。臨時国会なんだから、そんなに悠長な時間はないはずだ。だいたい国会議員には毎月100万円の文書通信費が手当てされ、返済出来ない仕組みになっている。余ったから寄付しようとすると、公職選挙法で寄付と見做され違反行為となるそうだ。この制度を指摘するための質問ならまだしも、「ウチワはダメでしょう」で辞任を迫る。せこすぎないか。国会議員はもっと大きい視野の上に立って判断してもらいたい。この制度を手本にして、地方議員も政務費とか満額支給されるから、兵庫県の号泣議員なんかが現れるのだ。決して良い見本ではないことぐらは、分かってるとは思うけど・・・。

 政治家は本来ボランティアであるべきだが、アメリカの議員で年額約1,700万円、イギリス下院は約970万円などの諸外国に対して、日本の国会議員は年額約2,200万円(手当てを含めた総額は約4,200万円)と世界最高水準の報酬をもらっている。ウチワぐらいでネチネチ言うな。 年間、通信費だけで1200万もあるんだから、うちわの1000枚や2000枚、どうってことないじゃないか。蓮舫議員も4年前、うちわを作った実績がある。なのに、「私のは骨がないからウチワじゃない・・・」なんて屁理屈もいいとこだ。会議に参加して、そのウチワをもらった人は喜んでいるだろうから、それでいいじゃないか。制度が細かすぎるから、国会議員の思考も細かくなってしまうんだよ。

 こんなことで大臣の辞任を求められるようでは、大臣は何も出来ない。何もしないで任期中、何も問題がなければ、内閣としてはそれでいいのかも知れないが、国民はそんな大臣は求めていない。仕事をしてくれる大臣を待っているのだ。国会で辞任を突きつけるなら、もっとドスの利いたネタを探して来いよ。国会は開催すると1日約3億円かかる。8時間稼働とすれば毎分62.5万円だ。こんなしょうもない質問で仮に20分もかけたら、1250万円の損失だ。臨時国会なんだから、もっと時間は有効に使え。重箱の隅をつつくようなことは止めて貰いたい。だから民主党は信頼されないんだよ。