国際司法裁への提訴「不要だ」 外相「尖閣は固有の領土」
2014.4.25 13:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140425/plc14042513580025-n1.htm

 岸田文雄外相は25日の衆院外務委員会で、沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張している中国を相手に国際司法裁判所(ICJ)へ提訴する必要はないとの認識を示した。民主党の玄葉光一郎氏への答弁。

 理由について、岸田氏は「尖閣は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土だ。領有権問題は存在しない」と説明。「(提訴は)日本が言い出す話ではない。わが国の有効支配に挑戦しようとしている中国が考えるべき問題だ」と強調した。

 中国が提訴した場合の対応に関し、「仮定の話を申し上げると、さまざまな影響を及ぼすので控えたい。中国に向けられるべき質問だ」と述べた。



いすけ屋

 これまでの日本の対応が「尖閣は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土だ。領有権問題は存在しない」ということであったが、現に問題は発生している。中国も中国固有の領土と言い、平気で領海にも侵入してくる。「領有権問題は存在しない」と逃げていては解決しないことは明らかだ。せめて、仮定の話でも「中国が提訴した場合は、堂々と受けて立つ」ぐらい言ってほしかった。どうも中国に対しては日本政府は弱気であるとしか思えない。外務省も政権も、「昔、中国に悪いことをした」という洗脳史観にはまっているとしか思えない。