キム・ヨナ真央を口説いて平昌五輪へ引っ張り出す

(日刊ゲンダイ02月25日)





ソチでライバル関係に終止符




 気持ちが揺れだしたようだ。

 ソチ五輪の女子フィギュアスケートで6位に終わった浅田真央(23)。昨年4月には今季限りでの現役引退をにおわせていたが、五輪が終わると、「(長期間)休むとなったり、やらないとしたら(佐藤)先生との時間は世界選手権(3月26日~、埼玉)までしかないのかな、と思うと寂しい気持ち」と、現役への未練を吐露した。




 世界選手権の後は、5月上旬まではアイスショーが入っている。去就をはっきりさせるのはもう少し先になりそうだ。




 フィギュア界きっての人気者である真央に現役を続けて欲しいのは日本のスケート連盟だけではない。18年に平昌で冬季五輪を開催する韓国も真央の去就を気にしている。韓国のスポーツイベントに詳しい関係者が言う。




 「バンクーバー五輪でキム・ヨナが金メダルをとって以降、国内ではフィギュアがウインタースポーツ最大の注目競技になった。平昌五輪では、スピードスケート女子500㍍のイ・サンフア(25)の3連覇がかかりますが、人気ではヨナの足元にも及びません。しかし、ヨナはソチの銀を最後に引退。後継者は育っていないし、男子も国内には客を呼べる選手は皆無。韓国でも抜群の知名度がある浅田まで引退したら、平


昌五輪のフィギュアはまったく盛り上がらない。五輪の特別広報大使になっているヨナにひと肌脱いでもらうしかないでしょう」




アイスショーをきっかけに




 韓国でのキム・ヨナは、「国民の妹」と呼ばれる大スター。その最大の後ろ盾になっているのが韓国最大の総合家電、電子部品メーカーであるサムスンだ。同社は国際オリンピック委員会(IOC)のスポンサーでもあり、自国で初となる冬季五輪を是が非でも成功させたい。




 「サムスンは過去にもヨナのアイスショーのスポンサーになったことがある。ソチ五輪でライバル関係に終止符を打ったヨナと浅田が一緒に韓・日で滑るアイスショーのスポンサーとして動くプランがあると聞いた。慈善活動に積極的なヨナが、チケット収入の一部を寄付すると言えば、浅田もノーとは言わないでしょう。その時ヨナに、『平昌では真央に金メダルを取って欲しい』と言われたら、浅田の心も動くに違いない


」(前出の関係者)




 自国開催の18年冬季五輪、キム・ヨナの穴は真央で埋めるというのだが……。






真央、引退か現役続行かは「ハーフハーフ」 心中揺れる「あと一つ試合がある」

2014.2.25 13:06

http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140225/soc14022513110007-n1.htm




 ソチ五輪のフィギュアスケート女子で6位だった浅田真央(23)=中京大=は25日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で会見し、来季以降の現役続行の可能性について、「今のところハーフハーフ(半々)くらい」と揺れる心中を明かした。




 浅田は昨春に今季限りの引退を表明していたが、ソチ五輪後、進退に関して「まだ何も考えていない」と明言を避けていた。




 浅田は、3月26~29日に実施される世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)に出場する予定。




 ソチから、この日帰国し、会見場に駆けつけた浅田は「最終的には自分の目指している演技ができた。日本にメダルを持って帰れなかったのは残念だし、悔しい」と冒頭で話し、「今まで以上に充実していた」と五輪を振り返った。




 今後については「ソチまで集大成という思いでやってきた。この後、一つ(世界選手権)試合が残っているので、最高の演技をしてから自分の気持ちと向き合って、今後を考えたい」と述べるにとどまった。






いすけ屋





 ほらね。今後のことはフィフティ・フィフティ。真央流に言うと、ハーフ・ハーフだ。「集大成」から比べると徐々に「現役続行」に近づいている。浅田真央が、銀メダル1個であきらめるはずがない。これが(いすけ屋)の結論だ。外れても責任は持てないけど・・・。