危険度高い中国の領空侵犯 空自の対応が中国空軍出動の口実に
2013.1.29 11:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130129/chn13012911040003-n1.htm


 日中間の尖閣諸島をめぐる緊張状態は厳しさを増している。尖閣領有を主張する中国が、実効支配の常態化を狙いとして強硬姿勢をエスカレートしているからだ。特に昨年12月13日の海監隊の飛行機による領空侵犯(領空侵)を契機に軋轢(あつれき)が複雑化し、深刻化してきた。(フジサンケイビジネスアイ)


 これまでの海監隊などの公船による接続水域への居座りや領海侵入に対しては、わが海上保安庁による警察活動で対応してきた。しかし領空侵へは航空自衛隊(空自)のスクランブルによる対応となり、これは中国空軍と接触する危険性をはらみ、中国の自制が厳に求められる。


 尖閣周辺への中国機の飛来に関して2つの指摘をしておきたい。1つは中国の領空侵に対する我が方の対応は、自衛隊法84条に基づく空自の任務となっており、これは国際的な通例でもある。一般的な手順は、不明な接近機に対しては無線で警告が出され、無視される場合は、航空機を発進させて侵入機に接近して羽を振るなどの警告を出し、退避させるか、誘導着陸を迫る。それでも領侵事態になれば信号弾(曳光(えいこう)弾射撃)で警告し、最後の手段は撃墜という段取りとなる。このような自衛隊機による対応行動は、中国には日本の軍事力発動と映り、空軍出動で対抗する口実となる。


 このように領空侵への対応は警察権の行動を超えて軍用機の行動になるだけに、緊張度が高まって不測事態の危機に直結してくる。中国機の領空侵後に米国からいち早く厳しい対中警告がなされたゆえんである。


 この観点から、中国機は空軍ではないとしても、挑戦レベルをエスカレートさせる危険性について中国側も認識し、早急に中止する必要がある。




いすけ屋



 この記事には「挑戦レベルをエスカレートさせる危険性について中国側も認識し、早急に中止する必要がある。」とは書いているが、この記者は何を言いたいのか、よくわからない。空自のスクランブル対応は、中国には日本の軍事力発動と映り、空軍出動で対抗する口実となる。・・・・・それでいいではないか。法の手順に則り、それでも退去しない場合は撃墜すればよろしい。かつて韓国旅客機がソ連に撃墜されたように、領空侵犯は重大な犯罪である



 よく、ソ連機が日本の領空ぎりぎりを飛んで、空自をバカにすることがある。領空を侵犯してなくても、領空に沿って飛ぶのはスパイ行為に等しいから、実力で追い返す必要がある。なのに、わが国では法整備が遅れている。今度の国会に上程される「特定秘密保護法案」だが、何故もっと広く「スパイ防止法案」にしないのか。これが無いため、日本は世界のスパイのハブ拠点にされている。



 中国からの留学生は、中には日本人を助けるまともな人もいるが、大半はスパイである。そのスパイに月額30万円もの奨学資金を与え、日本の技術情報等、そっくり抜かれている。中国にバカにされるのは当たり前である。靖国に忍び込んで4時間も待機し、火をつけようとした韓国人も実は工作員である。放火目的ならガソリンで済むのに、トルエンなんて普通人では用意できないし、4時間も待てない。工作員たる立派な証拠だ。拉致事件も日本が工作員の巣窟だから起きた。政府の責任である。



 中国は益々尖閣いじりをエスカレートしてきているのに、日本の対応は遅すぎる。安倍さん、国連で演説するヒマがあったら、その前に尖閣の手当をしておかないとダメでしょう。わが国の国防最高司令官なんだから、なにが起きても対処できるようにしておかないと、現場は慌てふためくばかりだ。中国に上陸を許せば、どういうことになるか、おわかりのはずだ。



 「中国を刺激しないように」という外務省や、周りの進言は聞いてはいけない。この60年間の誤りの元祖なんだから。あえて刺激して、向こうから先に手を出させれば、堂々と自衛隊が動ける。ほんとに、中国にそこまでの勇気があるか試してみるのもよい。決して大事にはならないから。その時オバマ米国が出てこなければ、オバマの本心がわかるし、とにかく9条擁護派日本人の考え方も変わるだろう。



 とにかく後手を踏まないことだ。中国がエスカレートするのを恐れていては、中国の術中にはまることになる。毅然と構えようではないか。