中国で戦闘機が墜落、4人けが
   
2012年12月4日19時28分
http://www.asahi.com/international/update/1204/TKY201212040574.html?ref=reca


 【広州=小山謙太郎】中国広東省のスワトー市で4日午前、中国空軍の戦闘機「殲7」が住宅地に墜落したと中国中央テレビなどが伝えた。乗員1人はパラシュートで脱出して無事だったが、同市政府によると墜落現場で火災が発生し、少なくとも住民の1人が重傷、3人がけがを負ったという。


 「殲7」はソ連の戦闘機「ミグ21」をコピーして作られ、1966年に初飛行した旧型機。




いすけ屋


 中国のことなので、どうでもいいけど、これが日本だったら大変だろうなァと思う。しかし、わが航空自衛隊機は、最後の最後まで粘って、住宅地へは墜落させない訓練を積んでいる。たとえば最近の事故記録をたどってみると、


1999年11月22日 所属: 航空自衛隊
機種: ロッキード T-33
死者: パイロット2名
状況: 入間基地に所属するT-33Aが事故に遭遇。機体が狭山市内の入間川河川敷に墜落する際、送電線を切断したために埼玉県南部及び東京都西部を中心とする約80万世帯が停電、並びに信号機及び鉄道が停止した。エンジントラブルを起こした機体の住宅地への墜落を避けるため、2名の乗員は脱出せず操縦を続行、民家に被害が及ばないことが確実になった段階で、射出座席を作動させたが間に合わず、乗員2名は殉職した


 中国空軍のことはわからないが、乗員は脱出して無事だったが、住宅地に墜落し、住民の4人が重軽傷であるから、あらかた予想はできる。比べてわが自衛隊は日本国民を第一に守ってくれている事が実感できる。有り難いことだ。