国歌起立斉唱せぬ来賓「市の行事に招待しない」
    
(2012年8月29日11時38分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120829-OYT1T00070.htm?from=main3


 大阪府泉佐野市の千代松大ひろ耕やす市長は28日の定例記者会見で、成人式など市主催の行事で国歌を起立斉唱しない来賓に対し、翌年から招待状を送らない考えを示した。

 千代松市長は、小中学校の卒業式などで一部の来賓が起立していない点を問題視。市が主催する行事では国旗を掲揚したうえで、出席者に国歌の起立斉唱を求めていくとした。

 千代松市長は「国歌の起立斉唱は国民として当たり前のこと。失礼な来賓は、出席をご遠慮いただきたい」と述べた。国歌斉唱などを徹底させるため、必要ならば条例の制定も含めて検討するという。





いすけ屋


 橋下大阪市長の影響力は、マイナス要因は多々あるが、これは数少ないプラス要因のひとつであろう。左巻き先生の国歌起立斉唱拒否に対する厳しい処分が、このように先生以外にまで及ぶということは、日本にとっていいことだ。橋下さんが条例を作り、実施の前例をつくったからこそ、こうやって後に続くものが出る。今後、全国的に広がって欲しいものだ。


 ただ、橋下さんの船中八策には大いに失望している。なぜ安部元首相が、「大阪維新の会」を高く評価しているのか分からないが、「フタをあけたら民主党より酷かった」ということにならないよう、祈るのみである。特に「首相公選制」は徐々に天皇を排除していくことになる危険性を孕んでいるので簡単に口にしてはならない。


 道州制もビジョン、メリット、デメリットが説明されておらず、単に為政者として予算を自由に使いたいという個人的欲求によるものとしか、見えてこない。何しろ、東京都を除いて自立できる税収能力のある地域はひとつもない。それぐらい格差が拡大してしまった今、全国均等に裕福度を分かつ事は不可能である。全国どこの道路も舗装されているようにするには、現在の中央集権方式しかないのである。何なら道州制を進める議員さんに聞いてみればよい。「道州制のメリットって何ですか?具体的に教えてください」と。


 維新の会に擦り寄る議員は多いが、依然としてはっきりしない船中八策は理解出来ているのだろうか。必ずしもポリシーではなく、その人気が目当てというのが本音のような気がする。阿部さんもこのうちの一人であるならば、見損なったということになる。選挙協力や連立政権といった類の事なら大いに結講だ。


 なんなら、自民党を割って、民主党にくっつきたい奴は生かしてやればいい。落ちぶれ行く社民党のような政党になるはずだから。さらに願わくば、韓国とは国交断絶をやってもらいたい。とは言っても無理なことは分かっている。現実主義者の私がこんなことを言ってはイカンのだろうけど、かの国と国交があっても、わが国には何のメリットもない。真摯に正しい歴史を学び、日本に何度助けられたかを知り、戦後の非行を謝罪するならば、国交回復してやってもいい。