亀井代表を解任 国民新党議員総会 今後は下地氏ら6人で与党活動
    
2012.4.5 19:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120405/stt12040519360005-n1.htm


 国民新党の下地幹郎幹事長は5日夜、国会内で民主党の輿石東幹事長と会談し、連立政権離脱を主張していた亀井静香代表と亀井亜紀子政調会長の2人を同日の議員総会で解任したと伝えた。下地氏ら6人で今後も与党として活動し、新たな代表に自見庄三郎郵政改革担当相を選出したことも伝達した。会談後、下地氏が記者団に明らかにした。



「国民新党は国民不信党だ」 小泉ジュニアが連立離脱騒動で
   
2012.4.5 17:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120405/plc12040517310019-n1.htm


 自民党の小泉進次郎青年局長は5日、国民新党の連立政権離脱問題について「党首が『与党から離脱した』と言っているのに、党の人は閣僚として居座る。もう、めちゃくちゃだ」と酷評した上で、国民新党の党名を文字って「国民不信党だ」と皮肉った。国会内で記者団の質問に答えた。


 消費税増税をめぐる野田佳彦首相の姿勢に関しては「『命をかける』というが、最終的に『消費税10%』では済まないのは誰でも分かっている。10%に命をかけて、その先の増税では何をかけるのか」と強調。民主党の消費税増税関連法案の審査過程で、再増税に関する規定を削除したことを批判した。


 小泉氏はまた、民主党の鳩山由紀夫元首相がイラン訪問を予定していることに関し、首相時代に在日米軍再編問題などで迷走した経緯を念頭に、「今さら驚きませんね、何をやっても。民主党の外交顧問ですから、『民主党の外交』を担われているんじゃないですか」と突き放した。




いすけ屋


 もう、めちゃくちゃ。この頃の日本は法治国家とは言えない情けない国になり下がっていたが、政治家がここまで落ちるとは。まだ、社民党の方が政党として立派であった。福島みずほ社民党党首が連立を解消すると宣言すれば党員はそれに従ったのだから。これにより、「社民党はブレない」というポリシーを国民に印象づけることができた。


 一方、国民新党は議員総会で亀井代表を解任したと言ってるが、党則により、議員総会は代表が招集したものでなければ正式なものではなく、亀井代表及び亀井政調会長の解任は無効である。これを受けて民主党樽床伸二幹事長代行は、「正式な手続きをもって正式な役員が選ばれたものと認識している」と述べた。そんなことでいいのかね。


 自民党の小泉進次郎君は、全くまともな事を言っている。

「党首が『与党から離脱した』と言っているのに、党の人は閣僚として居座る。もう、めちゃくちゃだ」。その通りである。まあ、手続きはどうであれ、当初の約束を反故にして、さらに国民の生活を考えないで、己の身分保障のために連立に居残る(消費税増税に賛成する)。こういう政治家こそ、排除しなければ、政治はますます腐ってゆく。政治家を選ぶのは我々だ。心して投票しよう。