IMF前専務理事への訴追取り下げ認める…州裁
   
(2011年8月24日10時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110824-OYT1T00328.htm


 【ニューヨーク=柳沢亨之】国際通貨基金(IMF)前専務理事のドミニク・ストロスカーン被告(62)が強姦未遂罪などに問われた事件で、ニューヨーク州裁判所は23日、検察側が提出していた同被告に対する訴追取り下げ願を認めた。


 米メディアが伝えた。


 検察側は、被害を訴えたギニア出身のホテル女性従業員、ナフィサトウ・ディアロさん(33)の証言が信ぴょう性に欠けるとして、訴追取り下げ願を出していた。


 ストロスカーン氏は5月、ニューヨーク市内のホテルでディアロさんに性的暴力を加えたとして逮捕され、専務理事を辞任、その後、起訴された。だが、ディアロさんが事件直後の状況などについて虚偽の言動を重ねていたことが発覚した。



いすけ屋


 国際通貨基金(IMF)前専務理事のドミニク・ストロスカーン氏は、とんだ目にあったものだ。IMF専務理事の椅子を棒に振ってしまった。最初のころは、「いい歳こいて何やっとんネン!」と思ったものだが、真相はホテル女性従業員のでっち上げだった。検察も、訴追取り下げ願いが聞き入れられほっとしているだろう。


 一方、日本では9月26日に小沢元秘書の判決が下りる。もしここで無罪判決だと、小沢さんの強制起訴は意味が無くなる。3秘書との共同正犯で起訴されているから、無罪の共同正犯は有り得ない。こうなった場合、検察役の弁護士さんは裁判を強行するのだろうか。「たられば」の話はしたくないが、もし小沢裁判が無くなれば、菅・仙谷民主党はどうなるのか楽しみだ。前原さんはそこまで読んでいるのかな。